SeagateのNAS向け3.5インチHDDの上位モデル「Enterprise NAS HDD」が登場、容量6TBモデル「ST6000VN0001」と3TBモデル「ST3000VN0001」が発売となった。
「Enterprise NAS HDD」は、多ベイNASやRAIDシステム向けの3.5インチHDD。
すでに同社では1~5ベイ用小型NAS向けHDDとして「NAS HDD」シリーズをリリースしているが、今回登場したのはその上に位置する製品。最大16ベイのラックマウント型/タワー型での使用を想定した中規模企業向けモデルで、128MBの大容量キャッシュと、回転数7200rpmの仕様によりデータ転送速度も向上させている。
振動を検知して制御する「RVセンサー」や、ヘッドの位置決め精度を高める「Dual Stage Actuator」の採用により、マルチドライブ構成時の安定性や信頼性を高めたほか、RAIDボリュームのリビルド作業負荷を軽減する「RAID Rebuild」技術なども搭載した。
インターフェイスはSATA 6Gbps、キャッシュ容量が128MB、ディスク回転数が7200rpm、内部転送速度は216MB/sec。消費電力(アイドル時/オペレーティング時)は、6TBモデルが6.9W/11.27W、3TBモデルが6.0W/9.42W。
価格は、下記のとおり。
「ST6000VN0001」
54,540円(税込):パソコンショップアーク
「ST3000VN0001」
23,760円(税込):パソコンショップアーク