8GB MLC NANDフラッシュメモリーを搭載した、ハイブリッドHDDことSSHD「MQ02ABD100H」が、東芝から発売された。
「MQ02ABD100H」は、容量1TBの9.5mm厚/2.5インチSATA接続HDD。使用されるNANDフラッシュメモリーは、第二世代の19nm製造プロセスを採用したMLC。さらに、そのMLCをコントロールする機能を、HDDをコントロールするSoCに含めることで、より効果的な制御を実現している。
なお、送られてきたデータを一旦受け取るバッファー(DRAM)と、その受け取ったデータを記憶する磁気ディスクとの間にNANDフラッシュを設けて、そこに頻繁にアクセスされるデータを自動的に配置することにより、パフォーマンスをアップさせている仕組みは従来と同じ。
主な仕様は、インターフェイスがSATA 6Gbps、回転数5400rpm、バッファ容量が64MB。消費電力は、リード時3.3W、ライト時3W、アイドル時0.75W。
ちなみに、従来モデル「MQ01ABD100H」から変更のあった主なスペックは、NANDフラッシュ(SLC→MLC)、バッファ容量(32MB→64MB)、駆動音(シーク24dB・アイドル23dB→アイドル・シーク時ともに25dB)。
価格は、下記のとおり。
「MQ02ABD100H」
10,800円(税込):パソコンハウス東映
10,800円(税込):テクノハウス東映
10,800円(税込):東映ランド
10,980円(税込):パソコンショップアーク
11,280円(税込):BUY MORE秋葉原本店