ボーカル向けのエフェクトを搭載した、ASUSのサウンドカード「XONAR D-KARAX」が発売された。
「XONAR D-KARAX」は、PCI Express x1接続のサウンドカード。主な入出力は、7.1chのアナログ出力、デジタル出力、マイク/ラインのアナログ入力。いずれも、3.5mmジャックを採用し、最大サンプリングレートは96kHz/24bit。S/N比は106dB(フロント)。
ユニークなのは、ボーカル向けのエフェクトを備えた点。10バンドのイコライザー、コンプレッサー、ダイナミックブースト、ハイパス/ローパスフィルタ、リバーブを設定可能。さらに、音楽エンジニアがチューニングしたという5種類のプロファイルを用意。曲に応じて、ロックやバラード、自分でカスタマイズできる詳細設定などが選べる。
そのほか、ハードウェアベースのDSP(デジタルシグナルプロセッサー)により、マイク入力の遅延を500msに低減するという。
マルチチャンネルのAV環境を整えたTVと、本サウンドカードを装着したホームシアターPCをそろえることで、本格的な家庭用カラオケを構築できそうな製品となっている。
オーディオプロセッサはC-Media「CMI8786」。D/AコンバーターはCirrus Logic「CS47028」。対応OSは、Windows 8/7(64/32bit)。
価格は、下記のとおり。
「XONAR D-KARAX」
7,980円(税込):パソコンショップアーク