実写版パトレイバー、実物大イングラムが東京マラソンに参加！　長編劇場版「首都決戦」をアピール

名作アニメ「機動警察パトレイバー」の実写版である「THE NEXT GENERATION パトレイバー」だが、東京マラソンでも実物大イングラムのデッキアップを実施した。

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全長8mもの実物大98式イングラムやレイバードッグ併設の二課棟までを完全実体化するなど総製作費22億円を投入して制作していることでも注目の本作。4月5日の第1章（第0話～第1話）から順次公開され、2015年1月10日からは最終章となる第7章（第12話「大いなる遺産」）が上映されている。

今回、5月1日より公開される長編劇場版「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」に向け、2月22日に都内で行われた東京マラソンで実物大イングラムが警備＆応援として参加。10：30～11：30に銀座松竹スクエア広場でデッキアップが行われ、競い合うランナーたちに向けて「首都決戦」の文字を掲げたイングラムがエールを送った。以下、オフィシャルレポート。

　国際テロ情勢の緊迫に伴い、例年以上の厳戒警備が敷かれた東京マラソン2015。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』も人肌脱ごうと、98式AVイングラムが緊急出動！警備とランナー応援のため全長8mの巨大ロボットが初めて東京マラソンのために立ち上がりました！！
　小雨が降る中、9:10にスタートが切られた東京マラソン2015。その35km地点、銀座松竹スクエア広場では『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』(5月1日公開)の撮影に使われた実物大イングラム(全長8m)デッキアップの準備が進められていました。都市のど真ん中に巨大ロボットが現れるとの事で、デッキアップ前からイングラムの周りには多くの人だかりが出来、記念写真を撮影する方で溢れました。
　そして、10:30、銀座松竹スクエアビルを背に、遂にイングラムが立ち上がりました。イングラムの肩からは「いけ！ランナー。ここからが決戦！」と書かれたたすきを掲げ、ランナーへの力強いメッセージを発信します。
　11:00前、先頭ランナーたちが35km地点に到達。続々とイングラムの前を駆け抜けていきます。あっという間に走り去る先頭ランナー達に“　ゴールまであと7km。首都決戦はこれからだ！”という応援をたすきで表現し、全身で伝えるイングラム。
　徐々に市民ランナーも増え始めた頃、ひとりのランナーが急にイングラムの前で立ち止まり、カメラを取り出すと、イングラムの姿を写真に収め、颯爽と走り去りました。イングラムの声援が確かにランナーの心に届いた瞬間です。東京マラソン名物コスプレランナーらにも声援を送り、ランナーたちの背中を押しました！！
　沿道の市民からも「イングラムの応援を受けて、あと7km頑張ろうという気持ちになるのでは」「心強いですね」(20代男性)という言葉や「現場にしっかりと出てきて警備するのは特車二課らしい。安心です」(30代女性)との声、「日本の警察はすごいわね」(60代女性)と本物と見まがう声も聞かれました。
　11:30、ランナーや声援を送る市民に惜しまれつつ、イングラムはデッキダウン。イングラムの活躍もあり、東京マラソン2015の平和は守られた！