「機動戦士Vガンダム」、全2巻でBD-BOX化! 富野由悠季:「この作品は全否定したい」「何がダメなのか探してください」

TVアニメ「機動戦士Vガンダム」のブルーレイ化が決定。BD-BOX全2巻が発売となる。



ガンダムの生みの親である富野由悠季さんによるTVシリーズ最後の"宇宙世紀ガンダム"として1993年4月~1994年3月に放送された本作。13歳というシリーズ屈指の低年齢主人公である少年・ウッソが戦争という不条理な現実に直面しながら成長していく様子を描いており、宗教を背景とした民族主義や残酷な描写があることもあってガンダムファンのなかでも評価が極端に割れていることでも知られている。

発売が決定したBD-BOXは、ニューマスターポジフィルムによるHDテレシネ&HDリマスターを行い、初のオーディオコメンタリー(各巻4話分)を収録。BOXアートやインナージャケットは描き下ろしで、スタッフのインタビューなどを収録した60Pブックレットや貴重な画稿を多数収録した56Pイラスト集が封入される。さらに、第2巻には、名場面コレクション(再録)やアイキャッチャーの実態(再録)といった映像特典も。


第1巻は第1話~第26話を収録して7月24日に、第2巻は第27話~第51話を収録して9月25日に発売する予定。価格は各34,000円+税。


・富野由悠季(総監督)コメント
何がダメなのか探してください。
この作品は全否定したいと思っているものです。このような結果になったのは、全て監督の責任です。何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています。

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