「マジンガーZの格納庫」、建設プロジェクト始動! としまえんの新アトラクションとして2020年の完成を目指す

「マジンガーZの格納庫」の建設プロジェクトが発表された。


これは、名作アニメ「マジンガーZ」の見せ場である"プールの中からマジンガーZがせり上がり、操縦席となるパイルダー号と合体"するときの舞台となる格納庫を忠実に再現するという、東映アニメーションと前田建設ファンタジー営業部の共同プロジェクトとなるエイプリルフールネタ。前田建設ファンタジー営業部は、アニメやマンガに登場する構造物などについて、現在の技術や材料で実現可能か否かを概算費用や必要期間も含めて検討していく様子を公開している実在部署で、「銀河鉄道999」地球発進用高架橋や「機動戦士ガンダム」ジャブロー基地などの受注実績がある。

今回発表された「マジンガーZの格納庫」の建設プロジェクトは、としまえんの新アトラクションとして、2020年の東京五輪までの完成を目指すという内容。現在の集客課題である"40~50代の男性"に加え、海外からの来園者増も狙う構え。また、園内模型列車をマジンガーZ型やあしゅら男爵型の新車両へ改造する案も出ている。前田建設ファンタジー営業部としては2003年に打ち出したプランが実現化した格好だが、超合金Zの調達方法と格納庫の背景となる富士山の練馬移設が大きな課題となる。


なお、原作者・永井豪さんは、「完成を心待ちにしています!ジェットパイルダーコースで是非挑戦させていただきたいと思います。』、「マジンガーZ」シリーズのロボットを美少女キャラ化させたアニメ「ロボットガールズZ」Zちゃん役・本多真梨子さんより『ロボットガールズZ」の劇中でも、プールの中の格納庫からZちゃんが登場するシーンがあって、私もやってみたいと思っていました!」と期待を寄せている。



・アトラクションの詳細
『マジンガーZの格納庫』
 ゲストは、操縦席となる乗り物「パイルダー号」に地上部で乗り込み、掛け声により、上部がプールで擬装された地下の格納庫から身長18mの「マジンガーZ」をリフトアップさせ、「パイルダー号」を「マジンガーZ」頭頂部に合体させるパイルダーオンをアニメに忠実な形で体験できる。
 ゲストは、操作が容易な初心者向けの「ホバーパイルダーコース」と、より本格的な上級者向けの「ジェットパイルダーコース」2種類から選択可能。登場定員は各回1名に限定し、大人のファンを満足させる本格的なエンタテイメントを提供する。料金は未定だが、もりもり博士の美容院代一回分程度を想定している。また格納庫の建設は、多彩な展開をするプールエリアの中で、流れるプールに囲まれた競泳プールを全面改装する計画を提案している。
 法人の貸切利用のため、世界最大級の巨大3Dプリンターも同時導入。
これにより高さ18mの「社長像」「新任取締役候補像」「新商品」等を「マジンガーZ」の代わりに雄々しくプールの中からリフトアップするサービスも提供。企業の成長性や業績向上を強く印象付ける会場として、株主総会や決算説明会の誘致を狙う。また要望があれば、それら巨大造作物をひと夏、プールサイドに展示するオプションも企画している。さらに、自らが「マジンガーZ」になりきりリフトアップを体験したいゲストのため、「人サイズ格納庫」をプールエリアおよび豊島園庭の湯内に複数設置を提案しており、 特に庭の湯の「人サイズ格納庫」にはガソリンスタンドの自動洗車機をヒントに開発された、リフトアップしながらのボディウォッシュやマッサージ機能を完備する考え。 
 なお、今回のプロジェクトでは、格納庫の建設のみを予定しており、2003年に前田建設で積算した72億円がベースとなるが、ホバーパイルダーおよびマジンガーZ本体の製造については、光子力研究所の兜博士を中心とする科学者たちによる今後の開発計画に期待する。


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