オリコン調べ「アニメ視聴に関する意識・実態調査」の結果が発表に! CS/BS:3割、レンタル:2割、BD/DVD購入:1割

オリコンより、「アニメ視聴に関する意識・実態調査」の結果が発表された。

これは、現状のアニメ視聴の実態について、全国の男女10~40代1,000名を対象に行ったインターネット調査の結果をまとめたもの。調査期間は2015年3月13日~20日。

まず、好きなアニメのタイトルがあるかどうかの質問では、「ある」と答えた人が全体の7割に。そして、あると答えた人に「アニメを視聴する際に利用する機器」について聞いたところ、約9割のテレビに続き、パソコンが45.4%、スマホが15.4%という結果に。また、タブレット端末は現状では6.8%にとどまっているが、13.8%が意向を示すなど今後の増加が見込まれる。理由としては、「どこでも簡単に観られるから」(20代女性/東京)、「布団に入って見ることが多く、スマホが便利なので」(30代男性/東京)、「移動中なども手軽に見たい」(20代女性/神奈川)など、いつでもどこでも観たい時に観たいという意識が挙がった。ちなみに、スマホ利用者については、5人に1人がスマートフォンでアニメを観ているということが判明した。


視聴形態については、地上波放送が90.3%、CS/BS放送が32.9%、BD/DVDレンタルが24.4%、ストリーミングサービスが12.0%、BD/DVD購入が11.7%という順位に。また、ストリーミングサービスやダウンロード購入といったインターネットによるオンデマンド方式では意向の割合が高い一方で、テレビやBD/DVDは意向が低い。まだまだ差はあるものの、インターネット配信が主流となる日もそう遠くないと感じさせる結果だろう。


このほか、アニメを観るシチュエーションは、「自宅でくつろいでいるとき」が96.8%、「自宅でご飯を食べているとき」が26.2%、「何かの待ち時間中」が3.7%に。トップ2に激しく偏っているが、「何かの待ち時間中」「電車・バス等公共交通機関の乗車中」「お風呂に入っているとき」などでは、モバイル機器の普及によって意向が高まりつつある。

おすすめ記事