綾野ましろインタビュー! ファーストシングルで繭から生まれて、セカンドシングルで“飛び立つ”! まっすぐに前を見つめて成長を続ける、綾野ましろ

TVアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」ファーストシーズンのオープニング曲「ideal white」で、鮮烈なデビューを飾った綾野ましろ。一気にアニメファンに認知された彼女が、ニューシングル「vanilla sky」で、新たな可能性を示す!
toku(GARNiDELiA)がサウンドプロデュース、meg rockが作詞と、作家陣も注目せずにはいられない1曲だ。

アーティストとしての道を開いてくれた、2つの出会い


──新曲「vanilla sky」は、toku(GARNiDELiA)さんのサウンドプロデュースなんですね。
綾野 そうなんです。普段からGARNiDELiAさんにはなかよくしていただいているので、今回のコラボは嬉しいです。


──デビューして半年、いろいろなアーティストとの接点があったのではないですか?

綾野 いろいろな方に刺激をいただいています。人見知りなので、なかなか積極的に話しかけられないんですけど、どの方もアーティストスタイルが魅力的なので、もっともっと打ち解けて、いろいろなお話をうかがってみたいです。

──藍井エイルさんとは、なかよしだとうかがっています。

綾野 はい。よくご飯に連れていってくださいます。

──お2人とも同じ北海道出身ですからね。そもそも、藍井エイルさんの音楽活動に魅力を感じたのが、綾野さんがアニメソングに興味を持つきっかけになったとか?

綾野 高校を卒業して札幌に出て、音楽の道を目指して活動している中で、私にはどういうアーティスト性が合うのか悩んでいた時期に、藍井エイルさんがデビューされて。札幌から出た方なんですが、私は初め知らなくて、デビュー曲を聴いたらすごくいい声だったんです。すぐに憧れにも似た感情を持つようになって、エイルさんが活動のフィールドにしているアニメの音楽についても、詳しく知りたいと思うようになりました。

──その後、藍井エイルさんとも関わりの深い、音楽プロデューサーの安田史生さんとの出会いを果たすわけですね。

綾野 安田さんと出会って、道が開けました。どういうレンジが私の声には合っているのか、どういう曲調が向いているのか、的確にアドバイスしていただいて、いっしょに自分の音楽を見つけていきました。あの時間がなければ、今の私はいないと思います。

──エイルさん、安田さんの存在が、成長するうえで大きかったということですね。昨年10月に「ideal white」でメジャーデビュー。曲を初めて聴いた時、新人らしからぬ力のあるボーカルだと感じました。

綾野 ありがとうございます! 高音域を使うことが多いので、パワフルに歌うことは常に意識しています。「ideal white」は、アーティスト綾野ましろの“誕生”をテーマにした曲だったので、なおさら力強さが出ていたと思います。

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