夏アニメ 「乱歩奇譚」、監督・岸誠二がコメントを発表! テーマは「人間認識」、OP映像には伏線がズラリ

7月スタートのTVアニメ 「乱歩奇譚 Game of Laplace」より、監督コメントが発表された。



「乱歩奇譚 Game of Laplace」は、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されるオリジナルアニメ作品。日本推理小説界の巨匠・江戸川乱歩の没後50年作品という位置づけで、彼の諸作を原案に設定を現代に移し、異常犯罪事件の解決に協力することで宮内庁から不登校が許可された天才高校生探偵・アケチを中心とした物語が描かれる。監督は「ダンガンロンパ」の岸誠二さん、シリーズ構成・脚本は「ダンガンロンパ」の上江洲誠さん、制作はラルケ。

今回、監督を務める岸誠二さんのコメントが解禁に。本作のテーマは「人間認識」とのことで、一風変わった作品に仕上がっているとのこと。また、コメント中にもあるオープニング映像の一部カットも公開された。オープニング映像は、ロックバンド「amazarashi」による疾走感あふれる楽曲「スピードと摩擦」に乗せて、「虚」と「実」の境界が曖昧な世界を実写映像や独特の手法で表現している。

・岸誠二(監督)コメント
今作は「人間認識」というものをテーマに描いています。
「なぜ人はこんなにもそれぞれに感じ方が違うのだろうか」と考えたときに、それは、人はそれぞれに見ているものが違うからではないか?と考えました。
そこから本作の「人間認識」というテーマを導き出し、これをコバヤシの視点等を通して物語と画面の中で表現しています。
また、原案となった江戸川乱歩の世界観がこのテーマとうまくマッチングしたことで、一風変わった作品に仕上がっていると思います。
この「人間認識」というテーマで進んでいく物語が、いったいどういう着地点をみるのか、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
そして、オープニング映像の中には作品のテーマや、物語の伏線となるものが随所に散りばめられているので、全編見終えたところでまた見返していただくと、その意味が明らかになるような作りになっていますので、色々なところに注目をしつつ、音楽とともにお楽しみください。

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