コードギアス 亡国のアキト、第4章の初日舞台挨拶レポートが到着! 第5章「愛シキモノタチヘ」は2016年2月6日に劇場上映

アニメ「コードギアス 亡国のアキト」より、7月4日に劇場上映が始まった第4章「憎しみの記憶から」の初日舞台挨拶レポートが到着した。


アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の第1期と第2期の間を時代背景にした最新作として 4章構成で劇場上映される「コードギアス 亡国のアキト」。2012年8月に第1章「翼竜は舞い降りた」が、2013年9月に第2章「引き裂かれし翼竜」が劇場上映され、第3章「輝くもの天より堕つ」が2015年5月2日に、第4章「憎しみの記憶から」 が7月4日に公開された。また、第5章の制作が緊急決定するなど、今後の展開にも注目が集まる。

第4章の初日舞台挨拶は、7月4日に新宿バルト9で実施入野自由さん(日向アキト役)、坂本真綾さん(レイラ・マルカル役)、松風雅也さん(シン・ヒュウガ・シャイング役)、赤根和樹さん(監督)、河口佳高さん(プロデューサー)が登壇した。以下、レポート。


なお、第5章は 「愛シキモノタチヘ」として2016年2月6日に劇場上映開始となることも発表された。


いよいよ最終章へカウントダウン!シリーズ最高のメカアクションが描かれる『コードギアス亡国のアキト』第4章「憎しみの記憶から」の劇場上映が、7月4日(土)より全国36のスクリーンで開始された。今回は、生憎の空模様だったにも関わらず、多くのファンが駆けつけた東京・新宿バルト9での初日舞台挨拶の模様をレポートする。


舞台挨拶には日向アキト役の入野自由、レイラ・マルカル役の坂本真綾、シン・ヒュウガ・シャイング役の松風雅也らメインキャスト陣に加え、監督の赤根和樹、サンライズの河口佳高プロデューサーが登壇し、観客から大きな拍手が送られた。


第4章について感想を聞かれた入野は「第3章では人間模様やキャラクターの内面が中心に描かれていたんですが、第4章ではそういう面もありつつ戦闘シーンが“赤根節”とも言えるメカアクションで見どころ満載です」と冒頭から繰り広げられる『コードギアス』ならではのアクションシーンを大絶賛。また、アキトを演じた感想については「(アキトの)時折見せる笑顔があったり、第4章ではより人間らしくなったアキトが描かれているので、会場にいる皆さんも一層、感慨深いんじゃないかなと思います」と語り、ファンと共に歩んできた作品だからこそ喜びもひとしおの様子。


第4章からの新主題歌に決まった新曲『アルコ』ついて聞かれた坂本は「第1章から第3章までの主題歌だった『モアザンワーズ』は、ちょっと重たい印象で、アキトの憂いやダークな部分を描いた主題歌だった」と振り返り、今回の曲については「アキト自身が変わってきたこともあり、ちょっと希望を持たせるような曲になっている」と、新主題歌の印象を語った。


第4章について感想を聞かれた松風は「凄いですよね。ボリューム満点で、ストーリー展開も情報量も多くて、僕の心のキャパシティーが溢れています」とコメント。また、メカアクションについては「爆走シーンも凄いですけど、冒頭で登場したフロートシステムの先っぽに付いているヴェルキンゲトリクスのオレオレ感(笑)、滑走路のシーンも田舎道だったら虫がいっぱい付くなって思いました」と、独特なコメントに会場は爆笑に包まれた。


キャスト陣が絶賛したメカアクションのコンセプトについて赤根監督は「空間を有効に使える3Dと日本のアニメーションのスピード感を融合させるべく、制作スタッフと試行錯誤をしながら手掛けました。かなり満足いくものとなりました」と確かな手応えを覗かせた。さらに、重要となる“音”についても「ガトリングなどの銃撃音もリアルにしたり、劇場で上下左右から音が降ってくるような体感をしてもらえるような戦闘シーンにしました」と重低音が轟く迫力満点のサウンドになったと熱く語っていた。


最後に登壇者が一人ずつ会場の観客へメッセージを送った。河口プロデューサーは「第3章を公開した5月から近いタイミングで、皆さんに観て頂けることを幸せに思います。今後とも『コードギアス亡国のアキト』を宜しくお願い致します」。赤根監督は「こんなに多くの人に来て頂けてありがたいと思います。最終章に向けて、全スタッフ&キャスト共に、面白いモノができるよう頑張っていますので楽しみにしていてください」。松風は「他の芸術もそうだと思いますが、良いモノを作るだけでは駄目で、それを理解して応援してくれる人がいて、初めて成立するものだと思っています。本当に皆さんのおかげです」。坂本は「本編終了後に流れる最終章の予告で、レイラがボロボロになっているシーンがありますが、最終章ではどんな展開が待ち受けているのか、第4章まで何度も観て、頭の中を整理しながらラストを楽しみにしたいと思います」。入野は「第1章の時からこのエピソードは大切だと毎回言ってきましたが、改めて第4章まできて、無駄な台詞、無駄なエピソードなど無駄なものは一切ないんだなと実感しています」。各々が作品への熱い想いを語り舞台挨拶は幕を閉じた。

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