赤塚不二夫の伝説のギャグアニメが帰ってきた! 「おそ松さん」今秋、TVアニメ化決定!

赤塚不二夫さんの名作ギャグアニメ「おそ松くん」の未来を描いた「おそ松さん」が、今秋、TVアニメ化されることが決定した。



本作は、2015年に故・赤塚不二夫さんの生誕80周年を迎えることを記念して、制作されるオリジナルアニメ作品。「ギャグ漫画の王様」とうたわれた漫画家・赤塚不二夫さんが、週刊少年サンデーで1962年に発表するや、爆発的大ヒットとなり、単行本の累計発行部数が1000万部を超える伝説のギャグ漫画が、TVアニメ化されることになったものだ。


「おそ松くん」としては、1966年から放送された初代(モノクロアニメ)、1988から放送された2作目の2回アニメ化されているが、それから27年ぶりにシリーズ3作目として制作される本作は、何と「おそ松くん」が成長して大人になった「おそ松さん」だ。6つ子の「おそ松くん」が大人になった未来の世界が描かれるという。このたび公開されたティザービジュアルでは、大人になった6つ子がベランダで勢揃いしている姿が垣間見られるが、はたして、現代に蘇る「おそ松くん」とは、どんな作品になるのだろうか?


また、「おそ松くん」といえば、主役の6つ子以外にも、彼らが憧れる女の子・トト子や、何があってもへこたれないチビ太、「シェー」と叫ぶギャグが国民的流行語にもなったイヤミ、縦縞模様のパンツが印象的なデカパン、口癖がそのまま名前になったダヨーンなど、個性的なキャラクターが多数登場するのが特徴だが、彼らも当時と同様、本作にも登場するようだ。


本作の発表と同時に、スタッフも発表された。大人になった6つ子たちの魅力を描くのは、「銀魂」などの藤田陽一監督。キャラクターデザインには、「劇場版ドラえもん」で総作画監督を務めた浅野直之さんなど、実力派スタッフが参加する。アニメーション制作は、studioぴえろ。キャストはまだ未定だが、主人公のおそ松役には、コメディの演技でも定評のある櫻井孝宏さんが確定している。


以下は、松野家の6つ子全員からのコメント。

・おそ松
「これ上手くやりゃぼくらもモテるんじゃないの?いっちょやってみよー!」

・カラ松
「ここは気合い入れて決めるしかねーだろ。俺の活躍がキーになるな…」

・チョロ松
「いやいや何やってくれてんだよっ!僕ら無職だよ!?荷が重いって!!」

・一松
「売れるわけないよね、いい大人がそろってやる事これ?バカなの?」

・十四松
「視聴者のみなさーーん!!昭和より我々帰ってまいりましたーー!!」

・トド松
「ぼくも一生懸命やるから、みんなよろしくねっ!」


●赤塚先生の名言
遊ぶときは、徹底的に遊ぶこと!! これがぼくのモットーだ」
(出典:「ギャグほどステキな商売はない」/広済堂)


<キャスト>
櫻井 孝宏 / おそ松
ほか

<スタッフ>
原作:「おそ松くん」赤塚不二夫/「週刊少年サンデー」(1962年~1969年)他で連載
監督:藤田 陽一
キャラクターデザイン:浅野 直之
シリーズ構成:松原 秀
美術監督:田村 せいき
色彩設計:垣田 由紀子
撮影監督:福士 享
編集:坂本 久美子
音楽:橋本 由香利  
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
音響監督:菊田 浩巳
音響制作:楽音舎
アニメーション制作:studioぴえろ


(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

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