夏アニメ「監獄学園(プリズンスクール)」、放送直前の声優コメントが到着! 第1話のあらすじと先行場面写真も

7月スタートのTVアニメ「監獄学園」より、放送直前の声優コメントと第1話のあらすじ/先行場面写真が公開された。


「監獄学園(プリズンスクール)」は、平本アキラさんがヤングマガジンで連載しているマンガを原作としたアニメ作品。1,000人超の女子生徒が在籍する元女子高を舞台に、たった5人の男子生徒たちが"裏生徒会"の美女たちによる投獄という仕打ちに抗う様子を描いたコメディとなっている。スタッフは、監督が水島努さん、シリーズ構成が横手美智子さん、キャラクターデザイン・総作画監督が谷口淳一郎さん、アニメーション制作がJ.C.STAFF。

いよいよ7月10日に放送開始となるが、放送直前の声優コメントが到着。自身が演じるキャラクターや物語についてコメントしている。また、第1話のあらすじと先行場面写真も解禁に。第1話「ノゾキ大作戦」では、女子風呂ノゾキを計画する5人の男子生徒たちの様子が描かれる。

このほか、ヤングマガジン第35号(7月27日発売)から3週連続で、「アニメ 監獄学園を創った男たち」(原作:平本アキラ 漫画:ハナムラ)が掲載されることに。監督やプロデューサーから無関係な人まで、アニメの制作秘話をマンガ化するという。


――いよいよTVアニメ「監獄学園(プリズンスクール)」の放送が開始となります。改めてご自身の演じているキャラクターの紹介、印象などをお願いします。
キヨシ役・神谷浩史さん(以下、神谷):見た目の違いはあれど他のキャラクターたちと変わらない、いたって普通の高校生だと思います。ただ彼が不幸…いや恵まれていたのは、そういういたって普通の高校生(←清々しいまでのバカ)が計5人いたことで、普通じゃない学園生活を送ることになったことでしょう。
ガクト役・小西克幸さん(以下、小西):男子たちの参謀的ポジション、練馬一の知将ことガクトさんは、とにかく一番激しいやつでゴザル。「あいつ煩い」「キモ」なんて思ってもらえたら本望でゴザルよ!
シンゴ役・鈴村健一さん(以下、鈴村):シンゴはパッと見ヤンキー的なニュアンスを感じますが、ただのへたれです。でも、周りのキャラクターに比べるとまだ普通の人間なのではないのかって感じがしてます。周りが濃すぎるだけの気がしますが。
ジョー役・浪川大輔さん(以下、浪川):顔が見えない、咳ばかりする、口内炎がひどい、アリがたまらなく好き。様々な縛りの中、強烈なキャラクターだという印象です。
アンドレ役:興津和幸さん(以下、興津):気は優しくて力持ちのドM。キャラクターの設定画では、原作よりもアンドレの美形度が上がっているように感じましたが、それだけでは終わらないであろうことが今から予想されます。
万里役・大原さやかさん(以下、大原):万里は、男性陣と相対する裏生徒会の会長。男という生き物を基本的に信用しておらず、徹底して彼らを追いつめようとするボス的存在です。自分なりの正義感をもっていて、ぶれない強さがひそかにカッコイイ。なぜかカラスも操れちゃいます。

芽衣子役・伊藤静さん(以下、伊藤):芽衣子は…見た目のインパクトがすごすぎて(笑)看守としてビシバシと囚人たちをしごきまくっていますが、ちょいちょいかわいい(のか?w)ところも見せてくれるので、とても大好きなキャラクターです。みんなも気に入ってくれると信じてます。
花役・花澤香菜さん(以下、花澤):色々とギャップの激しい女の子ですが、物語が進むほど彼女の魅力がわかってきて、今はもう可愛くてしょうがないです(笑)
千代役・橋本ちなみさん(以下、橋本):キヨシと同じクラスで、クラス1の美人さんです。作中でのポジションはド直球ヒロインだと思うのですが、他のキャラクターに負けないくらい何かがものすごくズレています。でもそんなところが可愛らしい純な女の子です。
理事長役・藤原啓治さん(以下、藤原):理事長です。お尻が好きみたいです。好きなんてもんじゃないかもしれません。なぜか、語尾を切ってしゃべります。
――アフレコが始まってのご感想、どういうところを意識して(気をつけて)演じられているか、をお願いします。
神谷:自分の感情に高校生なりに素直になることでしょうか。それを念頭に置きつつも、同世代の百戦錬磨のキャスト陣が「俺の方が面白い」とばかりに技を競い合っている様は何かのスポーツのようです。
小西:「いつでもどこでも真剣に」でゴザル。一見ふざけているように見えるでゴザルが、めちゃくちゃ真面目に演じているでゴザル。
鈴村:毎回、まじめにバカを一生懸命やっております。時に笑って収録が出来なくなる時もありますが、負けずにシリアスに演じております。
浪川:テンポを崩さないよう、咳をしてもみんなのリズムについていけるよう気をつけています。きれいにしゃべらないという演出も頂いてます。
興津:想像をはるかに超えるエネルギーが溢れていて感動しています。ただエロいというわけではなく、純粋さゆえのリビドーを感じてもらえるように気をつけています。
大原:優等生で、なおかつお嬢様という「品」は残しつつ、魔女のような冷たい怖さものぞかせるところにゾクゾクしながら演じています。いつもクールなたたずまいなので、切り替えの激しい花や、代謝のいい芽衣子との温度差がうまく出ればいいなとおもっています。
伊藤:気合いを入れて囚人たちをしごいているつもりでも、監督から「○カットのセリフ、優しく聞こえてしまいました」と言われることがあるので、全力で罵りにいってます。あと万里に対する尊敬と畏怖と愛を強めに。毎回真剣勝負です。
花澤:裏生徒会の女子だけで話している時は心底楽しく、男子に対しては怒りを込めて罵倒しています。いつもアフレコ後は心地よい疲労感です!!

橋本:若気の至りが大混戦しておかしな方向に進んでいるのに、本人達は常に真剣なのが本作の面白い部分だと思うので、演じる際も真面目に落ち着いてと…思っているのですが、あまりにも突っ込み所が多すぎて。毎回収録後は笑いが絶えません。
藤原:楽しいですよ。下品といえば下品ですが。なんでしょう…?ここまでやっちゃうとさわやかです。ギャグを意識せず普通に演じる事を心がけています。
――放送を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いします。
神谷:バカバカしい30分で人生において全く必要のない時間なのは間違いありません。でも見始めると不思議と次の展開が気になります。果たしてキヨシたちは脱獄できるのか?それと、いろんな意味で賛否ある作品だと思いますが、ひとつ言えるのは見てから判断してほしいと言うことです。ちなみに僕はこの「監獄学園」が大好きです!
小西:凄い作品がTVにやってくるでゴザル!色々なものと戦っているでゴザルから、我々の心意気をしかと見届けてほしいでゴザル!!
鈴村:最高に面白い原作がアニメになるということでプレッシャーもありますが、現在まで収録した感覚で言いますと、アニメも抜群に面白く仕上がっております。僕も放送がとにかく楽しみです。皆さんも是非見てくださいね!
浪川:ものすごいです!あらゆる方向へ挑戦している作品!逆風もあるかもしれません。ですが、一緒に今作品を守り、作り上げていきましょう!
興津:キャスト・スタッフともに攻めまくった作品であることは間違いないです。出演者としても1ファンとしても完成を非常に楽しみにしています。皆さまの力でプリズンからフリーダムを勝ち取りましょう!!
大原:キャラクターがみな全力で真面目に突っ走っている、その熱量がたまらない作品です。そして全力であればあるほど、あきれるほどくだらなくておもしろい(笑)性別問わず、はまること間違いなしです!OP・EDも秀逸!騙されたとおもって、まずは観てみてくださいませ!
伊藤:原作のイメージそのままに、いやむしろ数段パワーアップしたものをお届けできると思います。キャストもスタッフもほとばしる汗と共に全力投球で挑んでいますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。
花澤:キャストみんなで完成した1話を観た後、歓声と大拍手に包まれました。皆さんにもこの面白さを体感していただきたいです!!ぜひご覧ください!!!!
橋本:初めて原作を拝見した際に涙が出るほど笑ってしまいました。この作品がアニメになったらどうなるんだろうと、私も1ファンとして放送を楽しみにしております。応援よろしくお願いいたします。
藤原:楽しみにしているのであれば、そのままでおもしろいですよ、ほんとに。

<第1話ストーリー>
男女共学の全寮制高校・私立八光(はちみつ) 学園に入学したキヨシ、シンゴ、ガクト、ジョー、アンドレの男子5名。女子1016人:男子5人という圧倒的な男女比に、彼らは肩身のせまい学園生活を強いられていた。モテモテどころか女子と口もきけず、正視すらできない…。だが男子どもはその秘めた欲望に抗えず、女子風呂覗きを計画する。その頃、女子たちの間では不純異性交遊を取り締まる、「裏生徒会」の存在が噂されていた…。

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