「劇場版 遊☆戯☆王」、公開時期は2016年GW! 原作者が脚本・キャラデザ・製作総指揮として参加 「THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」

アニメ映画「劇場版 遊☆戯☆王」の公開時期が2016年ゴールデンウィークに決定。新情報も一斉解禁となった。



「劇場版 遊☆戯☆王」は、1996年から週刊少年ジャンプにて連載されていた人気マンガ「遊☆戯☆王」を劇場アニメ化したタイトル。1999年に公開された初の劇場版である「遊☆戯☆王」に続いて東映が手がけ、連載開始から20年目を迎える2016年に公開する。今回は、「遊☆戯☆王」の原作者である高橋和希さんが1996年に連載していたシリーズ第1作目より、武藤遊戯(CV:風間俊介)と海馬瀬人(CV:津田健次郎)を主役にした完全新作のオリジナルストーリーで、2人のアフターエピソード(=原作マンガ最終話以降の話)が描かれる。

今回、7月9日~12日に米サンディエゴで開催されたコミ・コン(COMIC-CON INTERNATIONAL)でパネルディスカッションを実施。プロデューサー陣と原作者の高橋和希さんが登壇し、新情報が一斉解禁となった。まず、正式タイトルは「劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』」で、日本での公開は2016年GWに決定。また、高橋和希さん自らが脚本やキャラクターデザインに加えて製作総指揮を執ることに。初お披露目のポスタービジュアルも、高橋さんとしては初となる描き下ろしイラストを使用したものとなっている。


コミ・コンの会場には約500名ものファンが集結。公の場での登壇は初となる高橋さんは、「アメリカでもこんなに沢山の人に愛されていて支えられていて、コミ・コンに来られて嬉しい」と感激し、映画については「原作のアフターエピソードとして、これまで描かれてこなかった謎の部分を描いています。そして、海馬もかなり活躍するストーリーです。遊戯と海馬が帰ってくるので期待していてください!」と語ると、ファンからは歓喜の声が上がった。また、高橋さんには、コミ・コンが1974年に設立した「インクポット賞」(マンガ・アニメ・SFなどのポップカルチャーにおいて、世界に大きな貢献をした人物でコミコンゲストとして特に際立った業績を残した人物を対象とした賞)が贈られ、スタンディングオベーションで締めくくられた。


なお、ポスタービジュアルには、これまで登場していなかった謎の新キャラが描かれており、高橋さんは新キャラについては「まだ内緒です」とコメントしている。

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