秋アニメ「おそ松さん」、EDテーマ歌唱は鈴村健一! 「『おそ松くん音頭』をこういうやり方で超えようとしてきたか!と」

放送中のTVアニメ「おそ松さん」より、エンディングテーマを歌う鈴村健一さんのインタビューが到着した。



「おそ松さん」は、故・赤塚不二夫さんの生誕80周年を記念して制作されるオリジナルアニメ。赤塚不二夫さんが週刊少年サンデーで1962年に発表し、爆発的な大ヒットとったギャグマンガ「おそ松くん」をベースにしており、6つ子たちが大人になった未来が描かれる。「おそ松くん」としては、1966年から放送された初代(モノクロアニメ)、1988年から放送された2作目に続く、約27年ぶりの新作となる。監督は「銀魂」の藤田陽一さん、キャラクターデザインは浅野直之さん、シリーズ構成は松原秀さん、アニメーション制作はstudioぴえろ。詳細は「2015秋アニメ」にて。


10月5日の初回放送では、予想をはるかに超えた展開で視聴者の度肝を抜き、大きな話題を呼んだ本作。イヤミ役・鈴村健一さんがメインボーカルを務め、6つ子がともに歌うEDテーマ「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~」も放送にて初公開。また、2016年1月29日にBD&DVD"第一松"が発売されることも明らかになった。


以下、レコーディング直後の鈴村さんインタビュー。


──レコーディングお疲れさまでした! 手応えはいかがですか?
いやあ、すごくいいのができたと思いますよ! まじめにおバカなことをやらせてもらいました。1988年のアニメ「おそ松くん」のエンディングテーマは、細川たかしさんの「おそ松くん音頭」で、すごいインパクトだったじゃないですか。あれを超えるのって大変だなあって思ってたんですけど、こういうやり方で超えようとしてきたか!と。
──オシャレ路線ですもんね。
そう、オシャレに仕上げつつも、やってることはバカっていう(笑)。ここに、なるほどなと思いました。スタッフさんも「どうやって超えようか一丸になって考えた」と言ってたので、すごく熱量のあるなかで作られたんだなあと。それに収録中にすごく盛り上げて頂いて、楽しく収録できました。
──そもそもイヤミとして歌うことって難しそうですが……?
それはなかったですね。僕が普段キャラクターソングで難しいなと思うのは、歌わなさそうなキャラクターでも歌わなきゃいけないところ。こういう場合、キャラの声を守りながら歌うことが本当に大変なんですよ。むしろイヤミはイメージしやすかった。めっちゃ歌いそう! しかもどんな歌でも歌いそう!と思っていたので(笑)、抵抗は一切なかったです。
──では、お気に入りのフレーズは?
<ダレがダレでもおんなじざんす!>ですね。これはいいですよね(笑)。6つ子に個性がついたことがウリの「おそ松さん」ですけど、この曲の世界においてはおんなじだと。なんともイヤミらしいなって思います(笑)。
──最後に、こだわった部分をうかがいたいです!
今回のようなセリフっぽい歌詞って、イヤミみたいなキャラクターだとブレがちなんですが、ちゃんとメロディにのせて、ピッチを守って歌いました。おバカな歌を"音楽的に"歌ったというか。多少くずしつつも、この曲のファンクな感じを残してサウンドが立つようにと一生懸命歌ってます!


■エンディングテーマ リリース情報
「SIX SAME FACES 〜今夜は最高!!!!!!〜」
VOICE by イヤミ feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松
12月16日発売/1,500円(+税)

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