冬アニメ「僕だけがいない街」、土屋太凰と満島真之介が2人1役で声優初挑戦! 悠木碧、高山みなみなど主要キャストが解禁に

2016年1月7日スタートのTVアニメ「僕だけがいない街」より、キャストが発表された。



「僕だけがいない街」は、三部けいさんがヤングエースで連載しているマンガを原作としたアニメ作品で、フジテレビ「ノイタミナ」枠の最新作。母親が殺された事件の容疑者となってしまった主人公が、 事件の真相を確かめるために特殊な能力「再上映(リバイバル)」を使って過去へ舞い戻る、時間逆行サスペンス。監督は「ソードアート・オンライン」の伊藤智彦さん、シリーズ構成は「ハイキュー!!」の岸本卓さん、音楽は梶浦由記さん、アニメーション制作はA-1 Pictures。


新CMから主人公・藤沼悟役の声優を予想するキャンペーンが行われていたが、女優の土屋太凰さんが10歳の時代を、俳優の満島真之介さんが29歳の時代を演じることが明らかに。両名とも声優初挑戦だが、伊藤監督の「単なるアニメ化ではなく、よりリアルな作品にしたい」という思いから異例の抜擢が行われたという。

悟の小学生時代より、クラスメイトで連続誘拐殺人事件の被害者・雛月加代は悠木碧さん、友人・ケンヤは大地葉さん、ヒロミは鬼頭明里さん、オサムは七瀬彩夏さん、カズは菊池幸利さん、連続誘拐殺人事件の犯人とされる白鳥潤は水島大宙さん、悟の担任・八代学は宮本充さんに決定。悟の母・佐知子は高山みなみさん、アルバイト先の同僚・片桐愛梨は赤﨑千夏さんが演じる。


・土屋太凰さんコメント

原作を読み終わった時、私は立ち直れませんでした。人の心に巣食う闇があまりにも深くて重い。でもその闇の中に、懐かしい体温のある優しい光が、必死に瞬いてるようにも感じました。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います。
アニメの声を担当するということは本当に重大なことだと思います。嬉しいと同時にとても緊張しています。今は二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。ですが必要なテクニックなどを教えていただきながら、悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います。

・満島真之介さんコメント

オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています。
原作を読ませて頂き、何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。「あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう」という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です。
素敵なスタッフ、共演者の方々と共に力を合わせて、皆さんの心に響く作品を届けたいと思います。

・伊藤智彦監督コメント

藤沼悟という役は、ヒーローではなく、抜けたところのある役なんですね。そういう演技が出来る方を探して、お二人の名前に辿り着いたんです。
土屋さんは、声を張っても怒りを感じさせないというところが、悟らしいなと。「グループの中で絶対一番になれないやつ」という感じが出せるんです。他の子供たちとのバランス的にもよかったと思います。満島さんは、実写映画などで見せる芸幅の広さに加えて、ナレーションをCMでやっているのも大きかった。悟はモノローグがとにかく多いキャラですからね。
お二人がアフレコをされていく中で得られるものが、悟の成長感と結びついていけば大成功かなと思っています。
僕もその時を楽しみにしています。

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