落語界アニメ「昭和元禄落語心中」、第1話ディレクターズカット版を劇場で先行上映! 落語シーンの臨場感もアップ

2016年1月スタートのTVアニメ「昭和元禄落語心中」より、第1話ディレクターズカット版の劇場先行上映を行うことが発表された。



「昭和元禄落語心中」は、雲田はるこさんがITANで連載しているマンガを原作としたアニメ作品。昭和の落語界を舞台に、噺家の素顔と業を繊細な人間描写とともに描いており、原作コミックス第7巻/第8巻の限定版DVDで「与太郎放浪編」がOVA化された。TVアニメ版もスタッフは共通で、監督は畠山守さん、シリーズ構成は熊谷純さん、キャラクターデザインは細居美恵子さん、落語監修は林家しん平さん、アニメーション制作はスタジオディーン。

2016年1月8日に放送が始まるが、刑務所上がりの与太郎が落語の大名人・有楽亭八雲に弟子入りを果たすまでの様子を1時間拡大スペシャルで描く第1話「与太郎放浪編」の劇場先行上映が決定。前述の原作コミックスに付属したOVA「与太郎放浪篇」前編/後編を一本化し、劇場用に音響効果を新たに施した「ディレクターズカット版」として上映するという。また、キャラクターが高座で披露する落語シーンの臨場感を高めた“落語ご堪能仕様”になっているとのことで、落語ファンからも注目を集めるだろう。


上映は、新宿シネマートで12月26日~1月8日(※12月30日と1月1日は休映)、シネマート心斎橋で1月2日~1月8日。来場者特典も用意。チケットや特典に関する詳細は後日。


なお、2016年2月24日に発売となるBD/DVD第1巻には、第1話ディレクターズカット版を収録。映像特典は、2015年5月16日に新宿バルト9で開催されたキャスト勢揃いのOAD完成披露先行上映会のダイジェスト映像、小林ゆうさんらが寄席の裏側や落語の真髄に迫る新規撮り下ろし映像「落語探訪」(第1巻は末廣亭)、アニメ本編に登場した落語を解説する「やさしい根多解説」など。封入特典として、新作ドラマCD「落語な日々」やキャストコメント付きイラストカードが毎巻付属する。


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