荒木哲郎オリジナルTVアニメ「甲鉄城のカバネリ」、2016年4月スタート! 3月にはノイタミナ史上初となる特別先行版の劇場上映

TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」の放送開始時期が2016年4月に決定。新情報が一斉解禁となった。



「甲鉄城のカバネリ」は、2014年11月に実施された「ノイタミナプロジェクト発表会2015」で発表されて以降ベールに包まれていた新作オリジナルアニメ。蒸気機関が発達した島国・日ノ本を舞台に、少年少女らが装甲蒸気機関車「甲鉄城」に乗り込み、鋼鉄の心臓を持つ生ける屍=「カバネ」に立ち向かう様子を描いたスチームパンクアクションで、「進撃の巨人」の荒木哲郎さんが監督を、「コードギアス」の大河内一楼さんがシリーズ構成を、WIT STUDIOが制作を手がける。また、新たに、「超時空要塞マクロス」の美樹本晴彦さんがキャラクター原案を務めることも判明した。キャストは、「カバネ」に立ち向かう強い気持ちを秘めた主人公・生駒が畠中祐さん、ヒロイン無名が千本木彩花さん、菖蒲が内田真礼さん、来栖が増田俊樹さん、逞生が梶裕貴さん、鰍が沖佳苗さん、侑那が伊瀬茉莉也さん、巣刈が逢坂良太さん、吉備土が佐藤健輔さん、美馬が宮野真守さん。

そして、ノイタミナ史上初の試みとして、2016年3月18日より特別先行版「甲鉄城のカバネリ 序章」を全国10劇場で1週間限定劇場上映することが決定。12月19日0:00からはチケットぴあでキャスト舞台挨拶付きのプレミア上映会のチケットが発売となる。1月9日からは「カバネTシャツ」付き前売券も。さらに、連動企画として「日ノ本カバネ化計画」と題した、チケット購入者限定企画も用意。参加者には、SNSアイコンを配布するほか、参加者が増えるごとに"制作スタッフへの差し入れ"がグレードアップする企画(※)も実施する。
※参加人数100人:カップラーメン 参加人数300人:ケーキ 参加人数500人:ピザ 参加人数1000人:焼肉弁当 参加者が300人を超えた場合は“カップラーメン+ケーキ”、500人を超えた場合は“カップラーメン+ケーキ+ピザ”1000人を超えた場合は“カップラーメン+ケーキ+ピザ+焼肉弁当”の差し入れとなります。



<ストーリー>
世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の化物が現れた。鋼鉄の被膜に覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。
極東の島国である日ノ本(ひのもと)の人々は、カバネの脅威に対抗すべく各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じ籠もることでなんとか生き延びていた。駅を行き来ができるのは分厚い装甲が施された装甲蒸気機関車(通称、駿城(はやじろ))のみであり、互いの駅はそれぞれの生産物を融通しあうことでなんとか生活を保っていた。
製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少年、生駒(いこま)。彼はカバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒(づつ)」を開発しながら、いつか自分の力を発揮できる日が来るのを待ち望んでいた。
そんなある日、前線をくぐり抜けて駿城の一つ甲鉄城(こうてつじょう)が顕金駅にやってくる。車両の清掃整備に駆りだされた生駒は、義務であるカバネ検閲を免除される不思議な少女を目撃する。
その夜、生駒が無名(むめい)と名乗る昼間の少女と再会するなか、顕金駅に駿城が暴走しながら突入してきた。乗務員は全滅し、全てカバネに変わっていたのだ!顕金駅に溢れ出るカバネたち。パニックに襲われる人々の波に逆らうようにして、生駒は走る。今度こそ逃げない、俺は、俺のツラヌキ筒でカバネを倒す!
―――こうして、本当に輝く男になるための生駒の戦いが始まるのだった。


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