蒼き鋼のアルペジオ、横須賀で声優ユニット「Trident」の解散を発表! ラストアルバム発売とラストライブ開催も決定

アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」より、Tridentの解散が発表された。




「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」は、月刊ヤングキングアワーズにて連載中の海洋SF戦記マンガ「蒼き鋼のアルペジオ」を原作としたアニメ作品。人間が持ち得ない超兵器を搭載した第二次世界大戦時の軍艦群「霧の艦隊」が突如現れたことによって制海権を奪われた世界を舞台に、士官候補生の主人公とその仲間たちが人類側についた1隻の潜水艦・イ401に乗り込んで「霧の艦隊」と戦っていく姿を描いている。劇場版は、TVシリーズを再構成して新作エピソード(約40分)や新キャラ"霧の生徒会"を加えた第1弾と完全新作となる第2弾の2本が公開された。

今回、「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza」の主題歌も担当した声優ユニット「Trident」(渕上舞、沼倉愛美、山村響)の解散が決定。これまで、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム1枚をリリースし、2015年3月の舞浜アンフィシアターや9月の品川ステラボール2daysなどライブでも活躍してきた彼女たちだが、よこすか芸術劇場にて開催されたイベントで活動終了が発表された。以下、レポート。


なお、2016年2月17日にはラストアルバム「BLUE」を発売し、4月3日にはラストライブ「Thank you for your “BLUE”」を幕張メッセで開催することに。ラストアルバムの初回限定盤は10,000枚の限定生産で、“とある映像”として参加者を募集して新録された「ブルー・フィールド ~Finale~」のPV、2ndライブ映像(2曲)、これまでの活動の追ったメイキング映像「Tridentの奇跡 ~プロローグ~」を収録したBDが付属する。

12月19日(土)、よこすか芸術劇場にて「蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐」“Blue Field”~Finale~が開催された。キャラクターソングのライブ開催はTVシリーズ放送中に開催されたLIVE “Blue Field”以来、約2年ぶり。


出演は、Trident<イオナ(CV:渕上舞)、タカオ(CV:沼倉愛美)、ハルナ(CV:山村響)>、Blue Steels<千早群像(CV:興津和幸)、織部僧(CV:松本忍)、橿原杏平(CV:宮下栄治)>、霧の生徒会<ヒエイ(CV:M・A・O)、ミョウコウ(CV:福原綾香)、ナチ(CV:佐藤聡美)、アシガラ(CV:三森すずこ)、ハグロ(CV:五十嵐裕美)>、ヒュウガ(CV:藤田咲)、キリシマ(CV:内山夕実)、四月一日いおり(CV:津田美波)、八月一日静(CV:東山奈央)、刑部蒔絵(CV:原紗友里)、そしてシークレットゲストとしてTVシリーズおよび劇場版の主題歌・挿入歌を担当したナノがステージに上った。


イベントは「~Finale~」のタイトル通り、キャストが一斉に登場するのは今回が最後だがそれを感じさせないほどのエネルギッシュなステージング。『Cadenza』公開直前に発売されたキャラクターソングアルバム「“Blue Field”キャラクターSongs Vol.2」の新曲を中心に作中の役柄を活かした組み合わせで登場。劇場版から登場した新キャラクターである<霧の生徒会>のメンバーははじめて観客の前に揃って登場し、パフォーマンスを行なった。
これまで二度のソロライブを成功させているTridentは経験値の高さを見せるパフォーマンスで笑顔を振りまき、観客の心を掴む歌唱を見せた。カーテンコールではキャストがめいめいの作品との思い出を存分に語り、ファンと気持ちをわかちあい、オーラスにはステージにキャストが総登場しTVシリーズエンディング主題歌の「ブルー・フィールド」を熱唱してイベントを締めくくった。


終演後には「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐ Cadenza」のBD/DVDの発売が2016年3月25日にされること、そして初回盤には本公演の映像が収録されることが発表された。
また、続けてTridentが4月3日の幕張メッセイベントホールでのライブをもって解散することが発表されると会場からは悲鳴の声が上がった。さらにラストフルアルバム「BLUE」が2月17日に発売されることもアナウンスされた。同作には公演の優先申込券が付属する。

・渕上舞コメント
この日を、私がTridentでいた中で一番の思い出にするんだ!思いっきり泣いて笑って…どの瞬間も悔いのない、最高のステージにしたいです。
・沼倉愛美コメント
皆さんのお力でTridentはまた1段上のステージに進みます。私たちのすべてをかけた、最後のステージです。見届けていただけたら嬉しいです。
・山村響コメント
皆さんからの応援ひとつひとつが道となり、ここまで繋がりました。今までの感謝の気持ちを込められるよう頑張ります。


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