オリジナルアニメ映画「ガラスの花と壊す世界」、声優陣が漢字1文字で作品を表現! 初日舞台挨拶レポート
アニメ映画「ガラスの花と壊す世界」の初日舞台挨拶が1月9日に行われた。
「ガラスの花と壊す世界」は、ポニーキャニオンとA-1 Picturesによるオリジナルアニメ映画。2013年6月から9月にかけて募集された「アニメ化大賞 powered by ポニーキャニオン」で見事に大賞を射止めた創作ユニット「Physics Point(フィジクスポイント)」によるシナリオ&イラストレーション作品「D.backup(ディー・ドット・バックアップ) 」を原案にしており、受賞作品の選定に関わったポニーキャニオンとA-1 Picturesが製作する。監督は「新世界より」「進撃の巨人」(オープニング演出)の石浜真史さん、脚本が「AIR」「CLANNAD」の志茂文彦さん、キャラクター原案が「変態王子と笑わない猫。」のカントクさん。
1月9日に公開初日を迎え、東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶が行われた。初日舞台挨拶には、監督の石浜真史さんをはじめ、リモ役の花守ゆみりさん、デュアル役の種田梨沙さん、ドロシー役の佐倉綾音さん、スミレ役の茅野愛衣さんが参加。作品の見どころについて花守さんは、「最初にスミレちゃんが階段から走ってくるシーン」を挙げ、「可愛い女の子がたくさん出てくる作品だと思っていると突然ジャブを入れられる感じ」と説明。一方、石浜さんは、「この4人の演技が見どころだ」と声優陣を絶賛。これを受け、「役者冥利に尽きる」と照れ笑いを浮かべる4人だったが、佐倉さんは「アフレコが1日だけだったので、キャラクターの持つ空気感を出すのがとても難しかった」と当時を思い出しながら、「なじみのメンバーだったからこそ、とてもやりやすかった」と振り返った。
さらに新年ということで、「『ガラスの花と壊す世界』を漢字1文字で表すと?」をテーマにした書き初めに挑戦。「きれいが沢山詰まっている感じ」ということで茅野さんは「花」、「プログラムという存在であるからこそ、何が生きていることで、何が生きていないことなのかが、鍵になってくる」ということで佐倉さんは「生」、「"笑う"というのは実に人間らしい感情であることがあらためて実感できる」ということで種田さんは「笑」、「この作品に出てくるキャラクターたちはみんな優しさで動いていると思う」ということで花守さんは「優」の文字を力強く書き上げた。
なお、本作は、フランス、ドイツ、オーストリアなど世界5カ国での上映が決定。すでにアメリカと中国では日本と同時に上映開始となっている。BD/DVD発売日は2月17日、BD劇場限定版も販売中。
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