アニメ映画「傷物語」、第2部のティザービジュアルが解禁に! 第1部についての声優コメントも

アニメ映画「傷物語」より、2016夏に公開となる第2部のティザービジュアルが発表された。



西尾維新さんによる怪異小説を原作とした「<物語>シリーズ」の原点で、「化物語」の前日譚である「傷物語」。I鉄血篇、II熱血篇、III冷血篇といったようにキーキャラクターである吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(CV:坂本真綾)のキャッチコピーからつけられた3部作として、2016年1月から公開される。総監督は新房昭之さん、監督は尾石達也さん、キャラクターデザインは渡辺明夫さんと守岡英行さん、音楽は神前暁さん、アニメーション制作はシャフト。

1月8日に第1部「I鉄血篇」が公開となったことにあわせ、2016夏に公開となる第2部「II熱血篇」のティザービジュアルが解禁に。また、第1部「I鉄血篇」についての声優コメントと来場者特典(西尾維新書き下ろし小説「混物語」)の2週目配布分の内容も発表された。2週目は、「最強シリーズ」より哀川潤が登場する「第強話 じゅんビルド」が配布される。


・神谷浩史(阿良々木暦役)コメント
映画が始まってから終わるまで、本編三部作全部観たと感じるくらいの疲労と同時に、スゴイ作品を観たんだ!というのが第一印象でした。2007年に「化物語」の第1話を初めて観たときも同じような衝撃を感じ、同シリーズで2度もこのような体験をさせられたことに感動を覚えました。
本当に声優をやっていて良かったと思わせてくれる作品になりました。でもそれで満足しているわけではなく、このあと二部三部と続き、すべてが終わった時に改めて声優をやっていて良かったと思えるように作っていきたいと思います。まだまだ続く劇場三部作、完結までお付き合いください!


・坂本真綾(キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード役)コメント
アフレコの時に完成に近い絵は見ていたのですが、実際に完成したものを見ると何段階もブラッシュアップされていて、驚くことばかりでした。BGMや音楽の付け方が独特で、それが世界観を作っているなと思いました。また、全体を通して余白を大切にしている作品なので、表情・動き・音楽で魅せていくので、それにより作品により引き込まれました。
待ちに待った『傷物語』で、その前に(シリーズ)何作もあったのは、楽しい時間を一緒に盛り上がって、満を持してのこの日を迎えるためだったんだなとわかりました。皆さんの観たいという気持ちと、作り手の作りたいという気持ちが合致してこれだけ多くの作品となりました。ぜひ『傷物語』三部作、一緒に見届けていただけたらと思います。


・堀江由衣(羽川翼役)コメント
最初は家で一人で観たんですが、すごく怖いと感じました。得体の知れないものとの出会いを見てしまったという感じがしました。普通の頃の阿良々木くんが新鮮でしたし、ここが全ての始まりなんだと思うと、感慨深かったです。
Ⅰがこんなに面白いのだから、Ⅱ、Ⅲはもっとどんどん盛り上がってきて面白い作品になること間違いなしですので、是非続きも観て欲しいです!初めて〈物語〉シリーズを観た方はその後他のシリーズが時系列で見られるので、完結した後のそういった楽しみ方もして欲しいです。


・櫻井孝宏(忍野メメ役)コメント
スクリーンで音響もきちんとした空間で観たのですが、凄いものを観て、凄いものを作って、凄いものに参加したんだというような、一言では言えない、色んな感情を呼び起こされました。まだまだ先があるんだと思わせてくれる瞬間を見た感じがしました。
登壇した時に皆さんが“何か良いことがあった”というような顔をしていて充実した気持ちでこの場に立てました。映画の醍醐味がギュウギュウに詰まった本当に楽しい素晴らしい作品ですので、何度でも劇場に足を運んでいただいて楽しんでいただければと思います。

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