見どころは白熱のダンスバトルと尻!? アニメ映画「KING OF PRISM by PrettyRhythm」、舞台挨拶レポート

1月9日公開のアニメ映画「KING OF PRISM by PrettyRhythm」より、舞台挨拶レポートが到着したのでご紹介しよう。




「KING OF PRISM by PrettyRhythm」は、2013年4月~2014年3月放送のTVアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」に登場した人気男性ユニット「Over The Rainbow」が主役のスピンオフ作品。4年に一度開かれる「プリズムキングカップ」を舞台に、コウジ(CV:柿原徹也)、ヒロ(CV:前野智昭)、カヅキ(CV:増田俊樹)の3人が新たな試練に挑む物語が描かれる。キャッチコピーは、「虹の先をこえてゆけ!」。監督は菱田正和さん、脚本は青葉譲さん、CGディレクターは乙部善弘さん、キャラクター原案 &デザインは松浦麻衣さん、制作はタツノコプロ。

1月9日に公開を迎えたが、公開初日の9日に新宿バルト9で、翌10日に横浜ブルク13にて舞台挨拶を実施。監督や声優陣が登壇し、見どころやアフレコ時のエピソードを語った。また、声優陣からは、キャラクター投票企画「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」に向けて、担当キャラクターのアピールも。以下、レポート。


なお、来場者特典は、1週目が「プリズムチェンジ☆クリアファイル」、2週目が「描き下ろしOver The Rainbow色紙風ミニカード」、3週目が「名シーン フィルム風しおり」となっている。


1月9日(土)より、劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(以降:本作/略称:キンプリ)が全国公開をスタートした。それを記念して、公開初日の9日に新宿バルト9、翌10日に横浜ブルク13にて、メインキャスト登壇の公開記念舞台挨拶が行われた。


まず9日の初日に登壇したのは、メインキャラクターの一人・一条シン役の寺島惇太さんを始め、シンと同じ学校「エーデルローズ」に通っているキャラクターたちを演じる、香賀美タイガ役・畠中 祐さん、鷹梁ミナト役・五十嵐 雅さん、西園寺レオ役・永塚拓馬さん、涼野ユウ役・内田雄馬さん、そして菱田正和監督の6名。
それぞれが演じるキャラクターについてMCに聞かれると、寺島さんは、シンは叫んだりリアクションが大きい体力勝負なキャラクターで、監督にも「もっと全身で感じろ」と言われながら演じたことを明かす。永塚さんは、レオは妹系男子で、その可愛らしさからキンプリの”ヒロイン”だと知らされた思い出を披露した。内田さん演じるユウは、「KING OF PRISM by PrettyRhythm」の前身の作品である“プリティーリズム・レインボーライブ”から唯一登場しているキャラクターで、レインボーライブ放送終了から2年の時を経て成長し、ツンデレだけれども家族思いのキャラクターであることを語っていた。
本作の見どころに関する質問には、五十嵐さんは同じ事務所の浪川大輔さんと初めて共演して幸せだったことを熱く語り、畠中さんはカヅキ(CV.増田俊樹)とアレクサンダー(CV.武内駿輔)の激しいダンスバトルシーンが見どころと回答。試写会やトレーラーでもファンを中心に話題となっていたが、3DCGで描かれた男子ダンスバトルシーンは一分たりとも見逃せないクオリティで、特に男性視聴者の方が熱くなるような戦いのシーンが待っているのでぜひ注目してほしいポイントだ。
菱田監督は「お尻」をぜひ見て欲しいとのことなので、どのシーンのことなのかをチェックしにぜひ劇場へ足を運んでみて欲しい。


また、本編と連動して行われている投票企画「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」についても会場が湧くシーンがあった。「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」とは、若きプリズムスタァ候補生(シン、ユキノジョウ、タイガ、ミナト、レオ、ユウ、ルヰ、アレク)の中から、最も感動を与えてくれたキャラ・スタァのきらめきを感じたキャラを選ぶ総選挙で、実際に本編の中でも開催される。「PRISM KING CUP」という4年に一度開催選される大会は、本来は選ばれたスタァだけが出場できるオリンピックのような祭典だが、この総選挙で勝ち抜いたスタァ候補生には特別シード権が与えられ「PRISM KING CUP」に出場できるというもの。


自身のキャラがグランプリを獲得できるようアピールタイムが設けられたが、自身が演じるキャラクターよりも気になるキャラクターを推薦する人が続出し、自分のキャラクターについてアピールしたのは五十嵐さん一人という結果に。最後に寺島さんが「キャスト陣も続きが見たい作品なので、ぜひ皆さんの応援で僕たちに続きを見させてください。」と語り、6人の軽快なトークに終始笑いの絶えない舞台挨拶となった。


翌10日に登壇したのは、9日にも登壇した一条シン役の寺島さんに加え、太刀花ユキノジョウ役・斉藤壮馬さん、十王院カケル役・八代 拓さんの3名。9日同様キャラクターや見どころについて語り、ユキノジョウは”妹系男子”のレオ(CV.永塚拓馬)と一緒にいることが多いという話で、それぞれがレオのものまねを披露。男子キャラにも関わらず容姿も声も女の子のように可愛らしいレオだが、出演者たちのそっくりの可愛すぎるものまねに会場からは驚きの声が上がった。キャストのなかでも特にレオがお気に入りの寺島さんは、レオのまねの練習をしているという秘話に会場が驚く一幕も。そして八代さん演じるカケルはいわゆる”チャラ男”で、普段の言動が軽いが、シリアスなシーンで実はカケルも印象的な重いセリフを発しているなど注目ポイントも紹介し、軽い性格の裏で真面目なところもあるんじゃないかという隠れたギャップについて話る。そのほかにもカケルは本名が一男(カズオ)だがダサイという理由でカケルと名乗っているキャラで、それを話題に「カズオ」と呼んでボケる寺島さんと斉藤さんに、八代さんが間髪入れずツッコみ、何度も客席の笑いを誘っていたのが印象的であった。「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」アピールタイムでは、寺島さんがお気に入りのレオを1位、そして自身が演じるシンが2位となり、1位2位でセッションをしたいという謙虚すぎるコメントをしたのに対し、斉藤さんと八代さんはお互いのキャラクターをイケボで推薦し褒め合うという、ファンにはたまらないアピールタイムだったに違いない。またこの日は抽選会も行われ、3名のサイン入りポスターがプレゼントされた。
こちらの舞台挨拶も、会場のアットホームな雰囲気に3人の息の合ったトークが繰り広げられ、3名揃って「これからもキンプリを応援してください!」とコメントし、2日間の舞台挨拶は終了した。

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