「新劇場版 頭文字D」、第3章の豆腐屋限定試写会を開催! 大ヒットを祈願して「豆腐カット」も

アニメ映画「新劇場版 頭文字D」が1月24日に豆腐屋限定試写会を開催した。



「頭文字D」は、1995年~2013年に週刊ヤングマガジンで連載され、コミックス全48巻の累計部数は4,860万部を誇る人気マンガ(作者:しげの秀一)を原作としたアニメ作品。"若葉マーク"の主人公が豆腐屋を営む父親が所有する型遅れの"ハチロク"(AE86スプリンタートレノ)を駆り、驚愕のドリフト走行で各地の走り屋たちと熱い公道バトルを繰り広げていく…といった物語で、1998年~2012年にTVシリーズ4作+劇場版1作+OVA数本が製作され、大ヒットを記録した。新劇場版は、CG制作技法が定評のサンジゲンとライデンフィルムが制作を担当し、劇中のクルマの動作音や走行音は全てプロレーシングドライバーが再現。さらに、キャストが一新されるなど完全新作に近い状態で、群馬エリア最速をうたう"ロータリーの高橋兄弟"(兄・涼介:FC3S RX-7/弟・啓介:FD3S RX-7)と主人公・藤原拓海のバトルを3部作で描く。

最終章となる「Legend3-夢現-」が2月6日に公開となるが、以前お伝えしたとおり、豆腐屋限定試写会を開催。全国3000店以上の豆腐店が加盟する「全国豆腐連合会(全豆連)」とのコラボ企画で、加盟店舗が松竹本社に集結。試写会にあわせて、加盟店の代表と監督によるケーキカットならぬ“豆腐カット”が行われるなど盛り上がりを見せた。以下、レポート。


公開に先駆け【全国豆腐連合会(全豆連)】の先行試写会が行われ、加盟する豆腐店の皆様を対象に、日頃の感謝を込めいち早く映画をお披露目しました。全国各地の豆腐屋さんが、藤原拓海が乗る《藤原とうふ店》のハチロクの最速バトルをご覧いただいた後、まだ興奮冷めやらぬ中【大ヒット祈願イベント】にも参加いただきました。
イベントには、本作を手がけた中智仁監督と、【全国豆腐連合会(全豆連)】の会員の代表として、さとの雪食品の篠原宏明氏、真紀夫人が登壇。篠原氏は、全豆連イチの“イニD”ファンで、中監督を前に、映画の迫力、満足度の高さを熱弁、さらに今回のコラボが実現できた事の喜びを語っていただきました。中監督も、本物の豆腐関係の皆さんから、完成したばかり映画へお墨付きをいただき、ほっとする一幕がありました。
そして本日は、公開直前のため【大ヒット祈願】を込めて、「頭文字D」と【全国豆腐連合会(全豆連)】がコラボした特製豆腐をご用意。横60センチ、縦40センチ、高さ4センチという巨大豆腐に、中監督も感激!中監督が吹く“豆腐屋のラッパ”を合図に、豆腐用の包丁でケーキカットならぬ、“豆腐カット”入刀が行われました。国産3種の大豆を使った特製豆腐のお味にも大満足!公開に向け、中監督はじめスタッフも元気をいただきました!(今回の特製豆腐は、泰喜物産㈱よりご提供いただきました)
 最後に、特製豆腐は、マスコミ各社、関係者にも振る舞われ、おいしくいただきました。



中智仁(なか・ときひと)監督コメント
「車ではなく、豆腐屋さんとのコラボが実現するなんで、本当に嬉しかったです!(アニメを作っている)我々が心配していることで、主人公の拓海が豆腐を運んでドリフトしているのですが、豆腐屋さんから見て、それは豆腐が崩れるからダメじゃないか!と言われたらどうしようと思っていたのですが…大丈夫だったようで、ほっとしました(笑)
この度、3部作の最終章となります。やはり藤原拓海のハチロクと、高橋涼介のFC3Sとのバトルが最大の見どころです。そして、拓海と涼介、そしてその仲間たちの、最終バトルへの日常、ドラマの部分を描いており、そんな様々な人たちからの“熱い想い”を背負って、最終バトルに臨みます。そこも見どころです!是非、そのあたりをご覧いただきたいです。」


全国豆腐連合会(全豆連)の会員代表 さとの雪食品 篠原宏明氏コメント
「私はアニメから「頭文字D」をずっと見ており、大ファンです!今日は、映画をいち早く凄く拝見できて、興奮しました!大きなスクリーンで迫力が違いますね!私も豆腐屋に勤めており、今回のような映画と豆腐屋のコラボが実現して、夢がかなった感じがします。豆腐屋に入社してよかった(笑)」

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