劇場アニメ3部作「亜人」、宮野真守と櫻井孝宏が登壇の公開記念舞台挨拶レポート!

公開中のアニメ映画「亜人衝突-」より、舞台挨拶のレポートが到着した。



「亜人」は、桜井画門さんが「good!アフタヌーン」で連載しているマンガを原作としたアニメ作品。「シドニアの騎士」で世界的に高い評価を得たポリゴン・ピクチュアズが3部作として劇場版を制作し、第1部「亜人 -衝動-」が2015年11月に公開されたほか、2016年1月~TVシリーズが放送に。総監督は「シドニアの騎士」の瀬下寛之さん、監督は「SHORT PEACE」の安藤裕章さん、シリーズ構成は「終わりのセラフ」の瀬古浩司さん。決して死なない未知の新生物「亜人」だったと判明した男子高校生・永井圭を主人公に、全人類から追われる亜人と彼らを研究対象としか見ていない人類の戦いを描くSFサスペンス。


5月6日にも初日舞台挨拶が行われたが、今回、5月7日の公開記念舞台挨拶の模様が到着した。こちらには永井圭役・宮野真守さん、永井を追う亜人管理委員会の戸崎優役・櫻井孝宏さんが登壇。お互いが演じるキャラクターの印象や二人が選ぶ名シーンなど、本作の魅力を存分に語った。以下、レポート。



■永井圭役・宮野真守さんと戸崎優・櫻井孝宏さんが選ぶ『亜人 –衝突-』ベストシーン
劇中の後半部分、宮野真守さん演じる永井圭と福山潤さん演じる中野攻が、戸崎の元へ突入するシーン。偶然にも、同じシーンをベストシーンとチョイスしたお二人のコメントです。
宮野さん「1部からずっと亜人管理委員会から追いかけられ、潜み隠れることばかりを考えていた圭ですが、第2部に入り、圭が亜人としてついに能動的にアクションを起こすこのシーンはとても印象的でした」
櫻井さん「第2部から選ぶとすると、すぐに頭に浮かんだのがこのシーンでした。この永井圭と中野攻と戸崎のライブ感のある掛け合い、おそらくこのシーンをお気に入りのシーンに選んでくださる方は多いのではないかと思います」

■亜人管理委員会広報部が選ぶ、圭と戸崎の"クズかわいい"名残念シーンについて
宮野さん編:(第2部の中盤シーン)亜人として亜人管理委員会から追われる身となった圭が、田舎に身を隠す中、圭の存在に気づき、佐藤を共に倒そうとその田舎を訪ねてきた、同じく亜人である中野攻。わざわざ訪ねてきた亜人・中野攻に毒を盛ってトラックに閉じ込めるシーン。
宮野さん「あまり『クズ クズ』言われると、ショックですね…(笑)。亜人だとわかってしまった今、僕はただ、誰にも迷惑かけずに静かに暮らしたいだけなので…」

櫻井さん編:(第1部中盤シーン)戸崎のボディガードである亜人管理委員会側の亜人・下村泉が、亜人・佐藤の手下である亜人・田中の「黒い幽霊=IBM」と戦闘。着ていたスーツがボロボロになったため急いで服を買い、着替えて戸崎の前に現れ、ちょっと恥じらう泉に対して、塩対応する戸崎というシーン。
櫻井さん「確かに戸崎は塩対応していますが、このシーンは、下村泉が可愛いく描写されています。ちょっと恥じらっているところがたまりません!(笑) 殺伐とした制作状況の中だとは思うのですが、下村泉のこのシーンを描くことに対して、スタッフの愛情が注がれすぎているのが、ありありと伝わってくるシーンですね」

■締めの一言
櫻井さん「本日は劇場までご来場いただき、本当にありがとうございました。『亜人』は本当に特別な作品で、この作品に参加でき光栄ですし、生死という人間の大きな命題を感じるようになりました。この作品に出演する以前と以降とでは考え方が変わるくらい、大きな影響を受けた作品です。第2部の結末で戸崎と永井が手を組むことによって、また想像を絶するような展開が待っているので、第3部をぜひ楽しみにしていただきたいと思います」
宮野さん「僕たちの収録はすでに終了しているので、今は僕も皆様と一緒に映像が完成することを楽しみに待っています。「亜人」は斬新なテーマの中に深いメッセージが込められた作品です。僕自身、自分の持てる全てを込めましたし、これからの作品の盛り上がりも想像を絶するものになりますので、楽しみに待っていていただきたいと思います。本日はお越しいただき、本当にありがとうございました」

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