アニメ映画「劇場版『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』」、舞台挨拶レポートが到着! 「ロベルトがいたからレオンも成長できた」

公開中のアニメ映画「劇場版『牙狼〈GARO〉 -DIVINE FLAME-』」より、初日舞台挨拶のレポートが到着した。



「劇場版『牙狼〈GARO〉 -DIVINE FLAME-』」は、2005年からこれまでに計5シリーズが制作されている大人向け特撮シリーズ「牙狼〈GARO〉」より、2014年の「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」、2015年10月~2016年3月に放送された「牙狼 -紅蓮ノ月-」に続くアニメ最新作。「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」の4年後を描いた完全新作で、この世の闇に潜む魔物「ホラー」を討滅することを宿命付けられた魔戒騎士・レオンが新たに直面する危機、"史上もっとも美しいホラー"の誕生にまつわる悲劇をめぐる物語。監督は林祐一郎さん、脚本は小林靖子さん、制作はMAPPAと東北新社。


以下、レポート。


『牙狼<GARO>』プロジェクト10周年記念作品として製作された最新劇場版にして、初のアニメシリーズとして人気を博した『牙狼<GARO> -炎の刻印-』の続編として前作の4年後を描いたアニメーション映画『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』が5月21日(土)についに公開! 新宿バルト9(東京・新宿)にて行われた初回上映後の舞台挨拶に浪川大輔さん(レオン・ルイス役)、堀内賢雄さん(ヘルマン・ルイス役)、富田美憂(ロベルト・ルイス役)、林祐一郎監督が登壇しました。

浪川さん、堀内さん、富田さんは、それぞれ演じたキャラクターのバッジを着けて登場! 浪川さんは「映画の話を聞いたのが去年で、1月に収録があり、やっとここまで来ました」と万感の思いを口にします。林監督も「完成披露のときにお客さんとお話をして、手応えを感じていましたが、ようやくここまで来たと感無量です!」と感慨深げでした。

TVシリーズで死んだヘルマンも、ルイス、そしてロベルトの窮地を救うべく復活! 堀内さんは「ヘルマンが登場したのも喜びですが、映画になったということが嬉しい」と満面の笑み。特に、ヘルマンとロベルトは今回の劇場版で親子の対面を果たすが、堀内さんは「『まだ見ぬ我が子に会いたい!』という思いで、自分の子だという気持ちで話していました。"守りしもの"というのはこの作品のテーマであり、深い! 僕にとっても代表作になりました」と特別な思いを語ってくれました。

富田さんは「『牙狼<GARO>』初参戦で、不安がありましたが、現場でみなさんが温かく迎えてくださりました。(堀内さんと浪川さんは)お父さんとお兄ちゃんという感じで優しかったです!」とニッコリ。

林監督はまさにこのキャスト陣の結束の強さと役柄との結びつきを強調! 「『炎の刻印』の時から感じてましたが、キャラクターとキャストがリンクしていて、雰囲気がぶれない。リアルで見ているような気分になる」と語ります。

浪川さんは4年の月日を経たレオンについて「だいぶ成長してます。最後のバトルで片手を失ってもなりふり構わず弟たちを守るのは、今までにない姿。ロベルトがいたからレオンも成長できたと思う」と語りますが、堀内さんは「レオンと共に浪川くんも成長してる」とニヤリ。「シリーズを通して、人間的にも成長してます。独立も果たしたし、"守りしもの"が増えた」とプライベートにまで鋭く切り込みつつ「2人で飲んで、珍しく演技の話をしたりしました。(役と)シンクロする部分が多かったし、僕も成長させてもらいました」と嬉しそうに語っていました。

ちなみに幼いロベルトについて、富田さんは「泣き虫ですが、それを克服して強くなって、レオンやヘルマンのようにカッコよく成長してほしい」と語っていましたが、林監督は「ヘルマンの息子だから(笑)」と語り、“兄”浪川さんも「今は純情だけど…」と疑義あり…? 堀内さんはこれからも息子たちのピンチのたびに復活する気満々のようで「まだ続くの? まいったなぁ…」と言いつつも嬉しそうな表情。さらなる続編を期待するファンからは期待の拍手が沸き起こりました。

『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。

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