【夏の新作アニメ注目作品紹介】 Vol.1 「はんだくん」「この美術部には問題がある!」など、学生×コメディが熱い!

夏らしい蒸し暑さを感じる今日このごろ。春アニメもクライマックスを迎えつつあり、そろそろ夏アニメが気になっている人も多いのでは? 「夏の新作アニメ注目作品紹介」第1回目のテーマは、"学生×コメディ"。なにかとイベントが目白押しの夏、忙しい合間でも気軽に見られてほんのり青春の香りも楽しめる、おいしい4タイトルをご紹介!

キャストやスタッフなどの詳細情報は、「2016夏アニメ」にて掲載中!



はんだくん
ヨシノサツキさんが「月刊少年ガンガン」にて連載中のマンガをアニメ化。日本西端の島を舞台にした人気のハートフルコメディ「ばらかもん」のスピンオフで、「ばらかもん」の主人公である書道家・半田清舟の高校時代を描いたもの。
半田清舟こと半田清は高校ながら書道家としての才能を開花させ、校内では孤高のカリスマとして崇められている存在。しかし本人は「全校生徒から嫌われている」と勘違いしており、ことあるごとにネガティブ思考が炸裂! 自虐的に思いつめていく半田と好意を寄せる周囲のすれ違いはどこか微笑ましく、応援したくなってしまう。独立した作品として成立しているため、「ばらかもん」を知らなくてもOK。

この美術部には問題がある!
いみぎむるさんが「電撃マオウ」にて連載中のマンガをアニメ化。中学校の美術部を舞台に、絵の才能に恵まれながらも"2次元嫁"を描くことにしか興味がない内巻くん、彼に片思いしている真面目な部員・宇佐美さん、いつも寝てばかりの部長、自由奔放な外国人・コレットたちが繰り広げる部活コメディ。
魅力のひとつは個性豊かなキャラクターで、問題児の問題児ぶりにはクスッとしてしまう茶目っ気があり、孤軍奮闘する宇佐美さんも健気でキュート。極端な表現よりも学生らしい日常がコミカルに描かれており、内巻くんと宇佐美さんの恋愛要素が随所に散りばめられている。青春ラブコメならではのもどかしさも見どころだ。

斉木楠雄のΨ難
麻生周一さんが「週刊少年ジャンプ」にて連載中のマンガをアニメ化。主人公は超能力者であることを隠しながら暮らす男子高校生・斉木楠雄で、楠雄を「相棒」と呼ぶが鬱陶しがられている燃堂力、誰もが認める中二病・海藤瞬といった生徒から楠雄の両親まで、登場人物はクセ者ばかり。大胆な設定を活かした展開は、少年向けギャグ作品の王道とも言えるだろう。
アニメ化発表後に話題となったのが、楠雄役の神谷浩史さん、燃堂役の小野大輔さんをはじめとする超豪華キャスト。彼らのはっちゃけた演技やコンビネーションも楽しみだ。朝と深夜のダブル放送のため、視聴のチャンスが多いこともポイント。

初恋モンスター
日吉丸晃さんが「ARIA」にて連載中のマンガをアニメ化。お嬢様の高校1年生・二階堂夏歩が一目惚れしたイケメンは、同じ下宿屋に住んでいた……だけではなく、なんと小学5年生の高橋奏だった! キービジュアルからしてインパクト絶大な、異色の下宿ラブコメディが登場。
身長173cmながら精神年齢小5以下の奏だが、美声の櫻井孝宏さんが演じることで、そのギャップはパワーアップ。さらに、おバカ全開な小学生男子や個性派ぞろいの下宿屋の住人など、キャラクターがとにかく濃い。ラブストーリーとハイテンションギャグが見事に融合した本作は、アニメでさらなる化学反応を見せてくれるかもしれない。

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