夏休み映画「ペット」、公開4日間で観客動員数78万9,500人。「ミニオンズ」「ジュラシック・ワールド」を超える勢い

2016年8月11日より全国公開された、CGアニメ映画「ペット」が、公開4日間で観客動員数78万9,500人、興行収入9億8,282万円を記録し、週末映画ランキング第2位を獲得した。

「ペット」は、昨年の夏休み映画としてヒットした「ミニオンズ」を生み出した、イルミネーション・エンターテインメントとユニバーサル・スタジオとのタッグによる作品。「飼い主が留守にしている時、ペットたちは一体どんなことをしているのだろう」という、誰もが一度は考えたことがあるペットたちの裏側の日常をユーモラスに描きだした、ペットたちの笑いと絆と感動の物語だ。

ひと足早く2016年7月8日に公開を迎えた全米では、3日間で約1億435万ドル（約107億円）という数字を叩き出し、オリジナル・アニメーション映画史上最高の興収を記録するなど大人気となっているが、日本を含め、世界各国で興行収入ランキング1位を獲得していることで、全世界興収では5億9,264万ドルの大台に到達。6億ドル超えも目前の状況となっており、2016年に公開された全作品の中で興行収入ランキング第7位にまで来ている。なお、この大ヒットを受け、早くも続編制作が決定している。

日本語吹替版では、キャストに、人気お笑い芸人のバナナマンの設楽統さん、日村勇紀さんをはじめ、佐藤栞里さん、永作博美さん、宮野真守さん、梶裕貴さん、沢城みゆきさん、中尾隆聖さんといった豪華声優陣が集結したことでも話題を集めている。公開初日の成績は観客動員数23万3,338人、興行収入2億9,526万円という爆発的な数字となっており、昨年の夏休みに公開された「ミニオンズ」（興行収入：52億円）、「ジュラシック・ワールド」（興行収入：95億円）の初日成績をしのぐほど。配給の東宝東和も「興収50億円代も狙える成績」と期待のコメントをしている。

＜ストーリー＞
物語の舞台はニューヨーク。
テリアのミックス犬マックスは、大好きな飼い主ケイティと不自由ない生活を送っていたが、
ケイティが毛むくじゃらの大型犬デュークを保護して連れて帰って来た瞬間から
マックスの生活は一変。お互いに自分が優位に立とうと奮闘する中で、
ある事件をきっかけに2匹は都会という荒野で迷子になってしまう。
果たして、ケイティが帰宅するまでに2匹は家に帰ることができるのだろうか？

(C)Universal Studios.