豊田萌絵と伊藤美来のユニット「Pyxis」が、いきなりのフルアルバムでメジャーデビュー!

人気声優で、「StylipS」のメンバーでもある豊田萌絵と伊藤美来が、2人組のユニット「Pyxis(ピクシス)」として、メジャーデビューを果たすことに。リリース元は、テイチクエンタテインメントとZERO-Aがタッグを組んだアニメ・声優専門レーベル“ロッカンミュージック”。Pyxisは、その第1弾アーティストであり、シングルではなく、いきなり10曲入りのフルアルバムでのデビューというところに、スタッフ陣のやる気を感じる。また、豊田と伊藤にとってのPyxisは、まずなによりも自分たちが楽しむユニット。いい環境の中でスタートを切った2人に、話を聞いた!


地道にがんばろうって、2人で話し合いました


──今回のアルバムでメジャーデビューということですが、結成は1年前なんですよね。


伊藤 去年(2015年)の5月17日です。

豊田 伊藤美来と豊田萌絵のジョイントライブという形で、Pyxis Partyというイベントを開催したんです。2人で一緒に歌って楽しかったので、「ユニット組んでみようよ」って、ステージ上でいきなり宣言したのが始まりでした。

豊田 Pyxisというユニットは、完全に私たち発信で生まれたユニットでした。2人でやりたいって。

──この2人なら、どんなことができると思ったんですか?

伊藤 事務所の同期なんですよね、私たち。一緒に過ごしてきた時間も長いですし、別のユニットでもがんばってきた仲間なので、絆はすごくあって。この2人だからこそのキラキラ感。なんて、自分で言うのはとても恥ずかしいんですけど(笑)、飾らない2人の姿をお見せできるんじゃないかなと思いました。

豊田 等身大ユニット、という感じです。

──Pyxisは、最初はジョイントライブのタイトルだったんですね。

豊田 そうなんです。Pyxisというのは古代ギリシャ語で、宝石だったり、大切なものをしまっておく箱という意味で、ライブ会場を宝石箱にしたいなと。私たちの歌で、自分自身もファンのみなさんも、キラキラにできたらステキなんじゃないかなという思いをこめて付けたものでした。

伊藤 ライブが終わって、「ユニット名、どうする?」って話になった時、Pyxisという言葉がぴったりだったので、そのままユニット名にしました。

──今年2月には初のワンマンライブを開催し、4月からは「Pyxisの夜空の下 de Meeting」(超!A&G+)、「Pyxisのキラキラ大作戦!」(ニコニコ動画)という、2つのレギュラー番組がスタート。どんどん活動の場を広げてますね。

伊藤 雑誌の連載のお話もいただいたり、インディーズの頃からがんばってきました。だから、メジャーデビューがうれしいですね。

豊田 ありがたいことにインディーズの頃から活躍の場をたくさんいただけて、そのうえでのメジャーデビューなので、期待がふくらんでいます。

伊藤 (豊田さんを見つめて)地道にがんばっていこうって、2人で話したよね、結成した時は(笑)。

豊田 うん。2人が楽しむことが、まずは大事だよねって。

伊藤 そうしたら、誰かが見つけてくれるだろうから。

──すぐに、たくさんの人に見つかりましたね(笑)。

伊藤 はい。1年経たないうちに見つけていただけました。

──しかも、メジャーデビューが、いきなりアルバムなんですよね。

伊藤 そうなんです。ボリューム満点で、しかも新曲が9曲も入っています。ファーストライブの時は、自分たちの曲が少なかったのでカバーをたくさんやったんですけど、このアルバムで一気に曲が増えて。レコーディングも怒濤のスケジュールだったので、完成した時は、私たちのアルバムなんだという実感が湧きました。

──唯一の既存曲が、9曲目に収録されている「トキメキセンセーション!」で、この曲はファーストライブで初披露されたんですよね。

豊田 はい。ライブではタオルを振り回して盛り上がる、ファンの方からも人気が高い曲です。

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