「泡恋」とのコラボで、CHiCO with HoneyWorksが、またまた“恋する気持ち”をバースト!

映画「ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~」のオープニング主題歌「恋色に咲け」のヒットが記憶に新しい、CHiCO with HoneyWorks。5枚目のシングルとなる「カヌレとウルフ」では、少女マンガ「泡恋」とのコラボレーションが実現。人気マンガ家・水波風南さんの新作とあって、話題沸騰中だ。主人公の女の子目線で歌った「カヌレ」と、恋の相手となる男の子目線で歌った「ウルフ」は、曲調もボーカルスタイルも真逆。HoneyWorksのソングライティングと、CHiCOのボーカルの素晴らしさを、双方向から堪能できる。

今回はCHiCOが、曲の聴きどころとレコーディング秘話をたっぷり語ってくれた!


「泡恋」の生原稿を見た時は、私もHoneyWorksのお兄様方も大興奮でした(笑)


──最新作「カヌレとウルフ」は、水波風南さん作の大人気少女マンガ「泡恋」とのコラボシングルです。

CHiCO 最初にお話を聞いた時、すごくうれしかったです。水波先生の作品は、高校生の頃、「今日、恋をはじめます」を読んでいて、大好きだったんです。「泡恋」が連載されている「Sho-Comi」(小学館刊)の取材で、先生とお会いした時に、生原稿を見せていただいて、私もHoneyWorksのお兄様方も大興奮でした(笑)。

──HoneyWorksのGomさんとshitoさんは、少女マンガが大好きですからね。

CHiCO 「すごい、すごい」って、みんなで大騒ぎでした。水波先生は、8月4日のCHiCO with HoneyWorksの渋谷O-EASTでのライブにも遊びに来てくださって。2階の関係者席でペンライトを振っている方がいたんです。後でスタッフさんが、水波先生だったと教えてくれて。うれしかったです。

──チコハニを応援してくれたんですね。

CHiCO 次のシングルは「泡恋」とのコラボです、と初めて発表したのも、その日でした。MCで「『泡恋』って知ってますか?」と言ったら、女の子のお客さんから「キャー!」という声援が上がって、うれしかったですね。「少女マンガとのコラボだけど、男の子も聴いてくれるよね?」と言ったら、男の子から「もちろん!」って返ってきて。「ウルフとカヌレ」だけでなく、「泡恋」も読んでほしいなと思いました。ハニワファン、チコハニファンの男子は、少女マンガの世界はきっと好きだと思うんです。

──その頃には、レコーディングは終わっていたんですか?

CHiCO いえ、ワンマンライブが終わった直後に仮歌録りをして、その数日後に本番のレコーディングをしました。

──ということは、ちょうど「泡恋」の連載が始まったあたりですね。

CHiCO はい。レコーディング前に雑誌に掲載された第1話を読んで、「カヌレ」の本番レコーディングの時に、第2話を事前に読ませていただきました。ドキドキする展開で、「どうなるのー、この先?」って思いながら歌ったのを覚えています(笑)。

──「泡恋」は、序盤から揺れ動くおもしろい展開ですからね(笑)。今回のシングルは、1曲目の「カヌレ」が女の子目線、2曲目の「ウルフ」が男の子目線で作られていますが、どちらの曲も序盤のストーリーにぴったりリンクしていると思いました。

CHiCO 作詞作曲は連載開始前だったので、いただいた設定資料などをもとに、Gomさんとshitoさんが想像をふくらませて作っていったそうです。「カヌレ」は1話を読んでからの作詞だったということで、ストーリーと具体的にリンクしていますね。

──作詞作曲の役割分担は、どうなっているのですか?


CHiCO 「カヌレ」の作曲はGomさん、「ウルフ」の作曲はshitoさんで、作詞は2曲ともお2人の共作です。

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