デビューから1年。走り続けてきたMICHIが、1stアルバムをリリース!

デビューでいきなり、TVアニメ「六花の勇者」のオープニングテーマとエンディングテーマを任されたMICHI。それから1年、「だがしかし」、「クロムクロ」といったTVアニメの主題歌を立て続けに歌い、走り続けてきた。MICHIの魅力は、沖縄で育まれた伸びのある歌声と、周囲をパッと明るくする天真爛漫なキャラクター。そして、デビュー曲以来、サウンド面ではElements Gardenがずっと彼女を支え続けている。

そしてついに、1stアルバム「Sprint for the Dreams」が完成。MICHIの全開のパワーを感じてほしい!


アルバムの新曲では、心の扉を全開にしました!(笑)


──1stアルバム「Sprint for the Dreams」のリリースおめでとうございます。2015年7月のデビューから、今回のフルアルバムまで、すごく順調ですよね。

MICHI ありがとうございます! 自分としては怖いくらいの順調さで(笑)、すべてはスタッフとMICHIんちゅのみなさんのおかげです。

──MICHIさんは沖縄出身のアニソンシンガーとしても、注目を集めてますよね。プロを目指し始めたのは、いつ頃だったんですか?

MICHI 高校生の頃です。女の子のオタク仲間ができて、カラオケに行ったりして。アニソンのアーティストさんのことも調べるようになって、どんどんハマっていきました。

──オタク仲間って、“ゲータン”のことですね。

MICHI 知っててくださって、うれしいです(笑)。


──MICHIさんのインタビューを読むと、だいたい“ゲータン”のみなさんとのお話が出てきますから。すごく楽しいオタクライフを送ってこられたんだなと。

MICHI そうなんです(笑)。中学生までは周囲にアニメ好きだということを隠していたんですが、高校生になって“ゲータン”と出会って、深夜アニメの存在も知って。それまでは「カードキャプターさくら」のようなNHKのアニメや、「ONE PIECE」「BLEACH」とかの超メジャーな作品しか見てなかったので、一気に世界が広がりました。でも、デビューして東京に出てきたら、全然、情報量が違って。今も本当に幸せですね。

──アニメライフを楽しむだけでなく、プロのアーティストとして、アニメ主題歌をすでに4曲、歌われています。この1年で、シンガーとしての成長も感じているのではないでしょうか?

MICHI デビューの時から比べると、歌い方はかなり変わりました。それに、自分を解放して歌えるようになって、手応えを感じています。今回のアルバムの新曲は、心の扉全開です(笑)。ありのままのMICHIを見てください、と自信を持って言える1枚になりました。

──デビューシングルをレコーディングした時を今振り返ると、どうですか?

MICHI ガッチガチでした(笑)。実はアルバムの制作中に、Elements Gardenのみなさんに言われたんです。「今だから言うけど、最初はどうしようかと思ったよ」って(笑)。


──それは逆に、MICHIさんの成長を認めているから言えることですよね(笑)。

MICHI どうなんでしょう(笑)。Elements GardenさんはドSで、毎回、難しい曲に挑戦することになるんです。もちろんどの曲もステキなので、歌い甲斐があるんですけど。次はどんな曲が来るんだろうって、毎回ドキドキします。

──Elements Gardenは、デビューシングルの「Cry for the Truth」から一貫して、MICHIさんのシングルのサウンドプロデュースを手がけてきて、今回のアルバムの新曲も2曲を除いて、彼らが手がけています。

MICHI 沖縄にいた頃から憧れのサウンドクリエーターさんたちなので、本当にうれしいです。最近は、声量も出て、音域も広くなったと、お誉めの言葉をいただいてます。

──やっぱり成長が、周囲に認められているんですよ。「Sprint for the Dreams」というアルバムタイトルにも、それが表れているような気がします。

MICHI デビューして1年、右も左もわからないまま、目の前のことに全力でぶつかってきました。そのがむしゃらさをこれからも忘れちゃいけない、もっともっと走っていくぜ! という思いをこめて、「Sprint for the Dreams」というタイトルを付けました。


──まさに、今のMICHIさんの立ち位置を表現しているタイトルだと思います。

おすすめ記事