秋アニメ「タイムボカン24」、囲み取材会オフィシャルレポート到着! EDテーマは篠崎愛「TRUE LOVE」に決定

10月スタートのTVアニメ「タイムボカン24」より、囲み取材会のレポートが到着した。



「タイムボカン24」は、1975年~1976年に放送されたTVアニメ「タイムボカン」シリーズ最新作。第1作をリスペクトしつつ、内容を一新した完全新作になるという。監督は「ジュエルペット サンシャイン」の稲垣隆行さん、シリーズ構成は「妖怪ウォッチ」の加藤陽一さん、クリエイティブ・プロデューサーはレベルファイブの日野晃博さん、メカニックデザインは「機動戦士ガンダム」シリーズの大河原邦男さん、企画協力/キャラクター・メカ原案はレベルファイブ、制作は読売テレビとタツノコプロ。
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28日に都内で行われた囲み取材会には、主人公・トキオ役の若山晃久さん、カレン役の鬼頭明里さん、アクダーマのボス・オヤダーマ役のものまねタレントのホリさん、篠崎愛さん、監督である稲垣隆行さんが出席。EDテーマが篠崎愛さんの「TRUE LOVE」に決定したことが発表となった。

また、「タイムボカン24」では、9月29日(木)~10月2日まで東京・秋葉原駅にて「タイムボカン24」プロモーションイベントを開催中。トキオやカレン、三悪といったキャラクターが一連の絵のように動く“ゾートロープ(#
)”などを展示している。


以下、囲み取材のオフィシャルレポート。



〈レポート〉
トキオを演じる若山は「これが初めてオーディションに受かった作品で、しかもタツノコプロの55周年作品ということで、最初は受かったことが信じられなかったです」と、出演が決まった際を振り返る。同じくヒロインを演じる鬼頭も「初めは、正直信じられなくてしばらく疑っていました(笑)。いつ『間違いだよ』って連絡が来るのかと思ってビクビクしてました」と語り、「『決まったよ』って連絡をいただいてからは、嬉しい気持ちでいっぱいになりながらもがんばらないといけないなという責任感に追われつつ、すごくありがたいなと噛み締めました」とコメント。また、タイムボカンシリーズでおなじみとなっている悪役3人組(今回は「アクダーマ」)のボス・オヤダーマを演じるホリも「ドッキリかと思いましたぁ」とモノマネを交えて笑いを誘いつつ、「ドクロベエ様のモノマネを営業などでずっとやらせていただいていたものの、まさかアニメでやらせていただけるとは逆のびっくりでした。偽物から本物になれて嬉しかったです」と喜びを明かした。


そんな3人だが、自身が演じる役柄について、若山は「トキオは中学2年生で、いわゆる年頃の男の子。年上の女の子のカレンに振り回されたりしながらも、かっこいいところはしっかりと決めてくれる」と紹介し、「そういうところのメリハリを演技で表現できたらと思います」と意気込む。そんなトキオを振り回すカレンを演じる鬼頭は「ただのわがままな子に見えないように、可愛らしいところもちゃんと出して、好きになってもらえるようなキャラクターになるようにがんばっています」とアピール。ホリは「ボスなのでどこか怖いところがありつつも、ちょっと面白さや可愛さが残っている方がいいかなと思っています」とイメージを明かし、「ずっとモノマネしてきましたが、最終的にはモノマネされたいな」と願望を語った。


続いて、エンディング曲が篠崎の2ndシングル「TRUE LOVE」に決定したことを発表。楽曲について篠崎は「すごく耳馴染みがよくて、いろんな世代の方が聴いて楽しめる、とにかく可愛い曲になっています」と紹介し、「アニメに提供するということで何曲か作っていたのですが、制作サイドの方が満場一致でこの曲を選んでくださいました」と、楽曲決定の秘話を明かした。


また、「タイムボカン」シリーズといえば、おなじみとなっているメカも見どころ。本作でも多くのメカが登場するが、若山が「僕はロボットものがすごく好きなんですけど、(メカブトンが)カブトムシからロボモードに変身する。そこが男心をくすぐるというかかっこいい」、鬼頭が「毎回、いろんなロボットが出てくるので、アフレコをしながら毎週私も楽しませていただいている。なので、視聴者の方も楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」、ホリが「昔のテイストはほとんど残しつつも、そこから進化している。今の子どもたちが見ても楽しめるし、僕と同じくアラフォーの方が見ても懐かしいと感じられるメカになっている」とそれぞれ語った。


そんな中、作中の設定にかけて「タイムトラベルするならば、どの時代でどんなことをしたいか?」と聞かれ、若山が「平安時代に戻って貴族になりたい(笑)。当時、貴族はすごいことをやっていたので、それを経験したい」、鬼頭が「中世ヨーロッパの貴族になりたい。お城とかドレスを見るのが好きなので、その時代で、生で見てみたいですね」と願望を明かす。しかし、ホリは「昭和初期の日本に戻りたい。当時はラジオのメインパーソナリティーとして、モノマネ芸人が重宝されていたそうなんです。そこに行ったらめちゃくちゃ売れっ子になるんじゃないか(笑)」と生々しく告白。さらに、篠崎は「戦国時代です。今、ゲームで豊臣秀吉と恋愛をしているので、実際に会ってみたいです!」と欲望を露わにしていた。

最後に、稲垣監督が「かつて見ていた人たちが、今見ても楽しめるように若干テンポは早めにしています。会社から疲れて帰ってきてチャンネルを合わせてみて、大人がちょっとホッとできるように作っています」と意図を明かし、「タイムトラベルをするという設定上難しい話になりがちですが、それを噛み砕いて面白くしている。第1話はクレオパトラは『クレ夫とパトラ』という漫才コンビだったという話で、子どもから大人まで楽しめるようになっています。あとは、トキオがカレンに拐われるくだりとか、王道のラブコメ的な部分も押さえています」と、初回放送の見どころを紹介。視聴者に向けて、若山が「テンポがすごくよくて、笑えるギャグもいっぱい入っている。その中でも、メカなどのかっこいいシーンも登場しますし、トキオのかっこいいところや可愛いところもあります。そういった魅力を伝えていけたらと思っていますので、ぜひ見てください」、鬼頭が「大人から子どもまで幅広く楽しんでいただける作品となっています。いい意味で頭を空っぽにして見ても楽しめる作品で、疲れている時や悲しい時など、いつ見ても楽しいと思えるはずなので、ぜひみなさん見てください」、ホリが「僕の出番は23~24分辺りなので、最後まで見ていただかないと出ていないことになってしまいますので、最後まで見ないと、おしおきダーマ」と、メッセージを送っていた。

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