TVアニメ「舟を編む」、放送開始を前に黒柳トシマサ監督のコメントが到着! OP映像カットも公開に

10月13日より放送されるTVアニメ「舟を編む」より、監督コメントが到着した。



「舟を編む」は、直木賞作家の三浦しをんさんによる2012年の本屋大賞受賞小説を原作としたアニメ作品。辞書編集部を舞台に、言葉の海に挑む編集者たちの情熱と恋を描いたヒューマンドラマで、辞書の編纂という仕事の深みを描いたストーリー、味のあるキャラクターなどが大きな魅力。キャラクター原案は「昭和元禄落語心中」原作者の雲田はるこさん、監督は黒柳トシマサさん、シリーズ構成は「少女たちは荒野を目指す」監督の佐藤卓哉さん、キャラクターデザインは青山浩行さん、制作はZEXCS。
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今晩(10月13日)の放送開始を控え、監督である黒柳トシマサさんのコメントが到着。あわせてオープニング映像カットも公開となっている。
以下、コメント。

〈監督:⿊柳トシマサ メッセージ〉
・黒柳トシマサ
情熱を持って挑む人が居たなら、その情熱に応えられる自分でありたい。そう思う人たちが集団となり、目標に向かって突き進んでいく。そんな姿を僕たちの暮らしの身近な存在として描きたい。僕がこの作品に関わるにあたり最初に考えたことです。

三浦さんの原作を読ませていただいた時、何かをせずにはいられない衝動に駆られました。それは馬締や西岡をはじめ、それぞれがそれぞれの道を弛まずに前進している姿を想像したからだと思います。この気持ちをそのまま表現できないものかどうか。変哲のない毎日も捨てたもんじゃないよと思いたい。

実際にアニメ制作に入り、僕の周りには少しでも作品を良いものにしようと頑張ってくれている仲間たちが居て、心から感謝しつつ、このスタッフたちの熱い想いが画面を通じて観てくださる人々に心地よく届くといいなと思っています。

「大渡海」ができるまで、まだまだ長い道のりは続きますが、その過程を懸命に生きる⾺締たちの姿を愉しんでいただけたら嬉しいです。アニメ「舟を編む」をよろしくお願いします!!

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