ニューシングル「モノクロ/Two of us」には、今までにない「とまっちゃん」が!

6月に、2枚のベストアルバム「戸松遥 BEST SELECTION -sunshine-」と「戸松遥 BEST SELECTION -starlight-」を同時リリース。アーティストとしての8年間をまとめた戸松遥が、それに続くニューシングルを、いよいよリリース。今までにない大人なロックナンバーの「モノクロ」と、やさしいバラードの「Two of us」の両A面で、心機一転、未来に向かって、またここから歩み始める!


ベストアルバム後の、新しい一歩にふさわしいシングルになりました


──「戸松遥 BEST LIVE TOUR 2016~SunQ&ホシセカイ~」が、10月1日のパシフィコ横浜 国立大ホールでフィナーレを迎えました。今回のツアーはいかがでしたか?


戸松
 ソロとしては4回目で、初めて2年連続となったツアーでした。ベストアルバムのリリース後ということで、今年のツアーというよりは、8年間の集大成という意味合いが強くて。歌い慣れている曲も、久しぶりに歌う曲も、今の自分がそれをどう進化させてお見せすることができるのか、試されているようでドキドキしていたんですけど、やりたいことを全部盛りこんで、最後まで無事にできたので、ホッとしています。


──ベストアルバムの「sunshine」と「starlight」は、ファン投票で収録曲が決まりました。ライブに足を運んだファンにとっても、特別なステージだったのではないかと思います。

戸松 昔から応援してくださっている方は「この曲を聴くと1stライブを思い出します」とか、それぞれのお客さんの中に、私の曲を通してのドラマがあることが伝わってきました。もちろん、私自身にもその思いはあって、この曲を初めて歌った時はめちゃくちゃ緊張したなとか、こんな失敗やトラブルがあったなとか、8年の歴史を噛みしめたツアーでした。

──今こそリベンジ、という気持ちで歌った曲もあったということですね。

戸松 ありましたねー、リベンジ(笑)。2ndツアーの初日の大阪公演で、機材トラブルで失敗して、仕切り直した曲があったんです。今回のツアーでは、それを大阪限定曲にして、MCで「前回大阪で歌った時は機材トラブルでうまくいかなかったので、今日は完璧にやります!」と宣言したら、すごい盛り上がりになりました。

──ちなみに、なんて曲ですか?

戸松 「Issai Gassai」(シングル「ユメセカイ」のカップリング曲で、2ndアルバム「Sunny Side Story」にも収録)です。2ndツアーでは最初に披露する曲だったので、リベンジできてよかったです。

──いつものツアーとは、ライブの構成もかなり違ったのではないですか?

戸松 バラード要素が、いつもより多めでした。ワッと盛り上がる「sunshine」パートと、しっとり聴かせる「starlight」パートをはっきり色分けして、私のライブに初めて来てくれた方々には、こんなにたくさん、いいバラードがあるんだよ、と伝えられたと思います。

──ベストアルバムのリリースとツアーを終えて、ニューシングルのリリースになりました。どんなシングルにしたいと思いましたか?

戸松 8年間のアーティスト活動をいったん、まとめ上げた後なので、心機一転、新しいスタートを切る1枚にしたいなって。普通に出しても面白くないなと思っていたところに、スタッフさんから「両A面でいきます」と言われて、すごくいいアイデアだなと思いました。

──アップテンポの「モノクロ」と、バラードの「Two of us」という今回のシングルの構成は、ベストアルバムのコンセプトと一緒なんですよね。

戸松 そうなんです。対照的な2曲になって一度で二度おいしいと言うか、戸松遥の両面を感じていただけるシングルになったと思います。

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