中島 愛、アーティスト活動を再開! ニューシングル「ワタシノセカイ」は、愛にあふれた1枚に

約3年の音楽活動休止期間を越え、復帰を果たした、「まめぐ」こと中島 愛。昨年12月の『中島 愛 復帰フリーライブ「ただいま。」』で元気な姿を見せ、いよいよ復帰第1弾シングル「ワタシノセカイ」がリリースされる。TVアニメ「風夏」のエンディングテーマであるこの曲は、これからの季節を先取りした爽やかな曲。だが、今回のCDはそれだけじゃない! カップリングを含めた全3曲が、まめぐの復帰を祝福する楽曲になっているのだ。素晴らしいリスタートを切った彼女に話を聞いた。


反射的に「歌いたいです!」と答えていました


──まずは、復帰おめでとうございます。お待ちしていました。

中島 ありがとうございます。復帰の発表とともに、ニューシングルのリリースもお伝えすることができて、幸せ者だと感じています。

──復帰発表は去年の12月でしたが、ファンの反響も大きかったですね。

中島 3年も休んでしまったので、覚えていただけているのかな?と不安だったんですが、復帰発表とともに始めたツイッターとブログを、本当にたくさんの方が見てくださって、私自身びっくりしました。これだけの方が待っていてくれたんだなと、そこで初めて実感できました。

──復帰に至る心境は、どのようなものだったんですか?

中島 去年の春先くらいから、もう一度歌いたいという気持ちが生まれてきて、そんな時に、広島県竹原市で開催されたアニメ「たまゆら」シリーズのラストイベント「卒業式~TAMAYURA Last Event~」に、シークレットゲストとして出演させていただいたんです。イベントが終わった後にスタッフさんから、「もう一度歌ってみたいと思わない?」と声をかけていただいて、反射的に「歌いたいです!」と答えていました。

──また歌いたいという気持ちは、休んでいる間、ずっと抱えていたんですか?

中島 そうですね。「いつかはまた歌いたい」という気持ちはずっとあって、それを少しずつチャージしていったという感じです。そして、「たまゆら」のステージに立った時、想いがあふれてきました。

──「たまゆら」が復帰のきっかけになったというのは、すごく納得できるお話です。

中島 作品のイベントでキャラソンを歌う機会は、お休みしている間にもあったんですけど、中島 愛としてステージに立ったのは久々で、「歌うってこういうことだったんだな」という実感がありました。思い入れ深い「たまゆら」という作品の、しかも竹原でのステージだったので、これは縁だなと。あのイベントがなかったら、まだ活動再開に踏み切れていなかったかもしれないので、すごく感謝しています。

──12月11日には、お台場・ヴィーナスフォートの教会広場で、「中島 愛 復帰フリーライブ『ただいま。』が開催されました。

中島 たくさんのお客さんに集まっていただいて、5曲も歌うことができて、すごく楽しかったです。

──ステージに登場した時は、少し緊張しているかな、と思いました。

中島 ステージ奥の扉から私が登場するという演出だったんですけど、開いた瞬間は目に映った光景に圧倒されました。1曲目の「ありがとう」はバラードだったので、なおさら緊張感があって。でも、お客さん1人ひとりのお顔を見て歌っていたら、緊張がほぐれていきました。

──MCでもおっしゃっていましたが、ヴィーナスフォートは思い出の場所なんですよね。

中島 ランカ・リー=中島 愛として、デビューイベントを行った場所なんです。8年も前のことですが、リハーサルでステージに立ったら、当時の記憶が鮮明に浮かんできて。あれからたくさんのライブを経験してきたんだなと思ったら、自信が湧いてきました。

──シックな衣装ということもあり、復帰ライブでのお姿は、大人っぽく見えました。

中島 服に助けてもらって、大人感を出していこうと思いました(笑)。新曲では今までと違うテイストに挑戦しましたし、自分自身の気持ちも3年経って変化しているので、あの衣装はとてもよかったなと思っています。

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