「ステージに帰ってきた気がします!」 中島 愛の笑顔がまぶしかった、シングル「ワタシノセカイ」リリースイベントレポート

シングル全3曲を、勢いのある声で熱唱


2017年2月15日に復帰第1弾シングルとなる「ワタシノセカイ」をリリースした、「まめぐ」こと中島 愛。そのリリースイベントが、2017年2月18日に、東京都のゲートシティ大崎 アトリウムにて開催された。

アトリウムに詰めかけたファンは、約1200人。誰でも観覧できるフリースペースであるため、たまたまその場を訪れていた人たちの視線も集めての、オープンなイベントになった。

アキバ総研のインタビューに、「街中でふと耳に入って、自分のスタンダードになっていった曲が、私にもたくさんあるので、偶然その場に居合わせた方にも曲を届けられる大崎は、楽しみですね」と答えていた、まめぐ。復帰後にファンの前で歌うのは、これが2度目となる。


イベントのスタートは15時。定刻になると、歓声に迎えられ、笑顔満面のまめぐが、ステージに登場した。
今回のイベントは、シングル「ワタシノセカイ」の収録曲3曲をすべて披露するミニライブと、CD購入者を対象にしたハイタッチ会。
まずはミニライブからスタート。CDの収録順に、「ワタシノセカイ」、「最高の瞬間」、「愛はめぐる」の3曲を歌っていった。


曲のリズムに合わせて、自由に動きながら、勢いのあるボーカルを披露するまめぐ。「ワタシノセカイ」の「ずっと聴かせて欲しいから」という部分では、耳に手を当てて声を聞く仕草をしたり、「最高の瞬間」の「もういいかい?」という部分では、手をメガホンのように口に添えたりと、歌詞にあわせたポーズで、観客を楽しませていく。

また、「最高の瞬間」と「愛はめぐる」では、観客に一緒に歌ってほしいとリクエスト。特に、「愛はめぐる」を歌う前には、「Love is coming, coming back!」という、一緒に歌いたいフレーズの練習コーナーを設け、一体感を高めた。
しっかり練習した後の本番で、観客の見事なコーラスを聴けたまめぐは、「みんなばっちりでした。ありがとうございましたー!」と、喜びを表現した。



すばらしい笑顔を見せてくれた、曲間のMC


また、この日のライブで印象的だったのは、積極的に観客とコミュニケーションを取ろうとするまめぐの姿だ。みんなで一緒に、「最高の瞬間」と「愛はめぐる」を歌っただけでなく、曲間のMCでも、楽しいやり取りがいくつもあった。

たとえば、フロアから「かわいい!」という声が上がった時の、「もっと言ってくれていいんだよ(笑)。今年分の“かわいい”をいただきました。ありがとうございました!」と、まぶしい笑顔を見せたり、シングルをすでに聴いてきた人を、「えらい!」とほめた直後に、 「聴いてくれてない人も、えらくないわけじゃない(笑)」と、まだシングルを手にしていない人をやさしくフォローしたりと、トークが冴える。


また、歌い終わって水を飲み、観客から「お水おいしい?」と問いかけられた時は、ライブの定番ともいえる質問に、「『お水おいしい?』、来ましたねー。ステージに帰ってきた感じがします」と、うれしそうに。長い間、ファンの前で歌うことをやめていた彼女ならではの、素直な感想だった。

「これでも緊張しているんですよ」と言っていたまめぐだが、今回は復帰後2回目のイベントということもあり、よりのびのびと、その場を楽しんでいるように見えた。

ライブ中のMCでは、オフィシャルファンクラブ“LOVE with YOU”の開設と、2017年6月4日(日)のワンマンライブ開催の告知も。6月4日は彼女の誕生日の前日でもあり、復帰後初のワンマンライブということで、「デビューからの各年代ごとの曲を散りばめたライブにできたらいいなと思っております」とのこと。こちらも、楽しみに待ちたい!


(取材・文/鈴木隆詩、カメラマン:田中伸二)



インストアイベント

■2.19(日)13:00 タワーレコード梅田NU茶屋町店 イベントスペース
(※ミニライブ&握手会)
■2.19(日)16:30 ゲーマーズなんば店 B1イベントフロア
(※ミニライブ&ポスターお渡し会)
■2.26(日)15:30 AKIHABARAゲーマーズ本店 6Fイベントフロア
(※ミニライブ&握手会)
■2.26(日)19:00 アキバ☆ソフマップ1号店 8Fマップ劇場
(※ミニライブ&ポスターお渡し会)
■3.11(土)13:00 とらのあな秋葉原店C 4Fイベントフロア
(※ミニライブ&握手会)
■3.11(土)16:30 アニメイト新宿 B2F animate hall SHINJUKU
(※ミニライブ&ポスターお渡し会)

詳細は各チェーンのHPにてご確認ください。


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