TVアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」、2017年10月スタート! 監督はイシグロキョウヘイ、制作はJ.C.STAFF

TVアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」より、放送時期・スタッフ情報が発表された。



「クジラの子らは砂上に歌う」は、梅田阿比さんが「月刊ミステリーボニータ」(秋田書店)で連載中のマンガ。砂がすべてを覆い尽くす世界を舞台に、海の上を漂う巨大な漂泊船“泥クジラ”で暮らす記録係の少年チャクロら少年少女たちの姿を繊細なタッチで描くファンタジー作品。2016年春に舞台化されたほか、2017年1月にはTVアニメ化が発表されていた。
マンガ「クジラの子らは砂上に歌う」、アニメ化決定! 原作者・梅田阿比のコメント&描き下ろしイラストが公開に

今回、そんな本作のTVアニメが2017年10月よりスタートすることが発表された。さらにスタッフ情報も解禁され、監督がイシグロキョウヘイさん、シリーズ構成が横手美智子さん、キャラクターデザインが飯塚晴子さんで、アニメーション制作をJ.C.STAFFが担当することが明らかとなっている。

あわせて原作者である梅田阿比さんからのコメントが到着しているほか、公式サイト(#)、公式ツイッター(@kujisuna_anime)も本日(3月16日)オープンしている。公式サイトではティザーPVも公開されているので、あわせてチェックしてほしい。



【コメント】(※敬称略)
■原作:梅田阿比
大人の方も若い方も、男性も女性も、原作の読者さんも知らない方も、楽しめるお話だと思います。もしかしたら少しだけショッキングな内容もあるかもしれませんが、それでもテレビの前でチャクロやリコスたちに寄り添って、一緒に砂の海で暮らしているような気持ちになってもらえたなら、原作者としてとても幸せです。

【作品概要】
砂刑暦93年──
砂の海に覆われた世界の中、小島のような漂泊船「泥クジラ」の上で暮らす人々がいた。外界との接触がまったく無いこの島の人口は、513人。感情を源とする超能力“情念動(サイミア)”を有する代わりに短命な「印(シルシ)」と、能力を持たないが長命の「無印(むいん)」という種族からなる彼らは、小さな共同体を形成し穏やかに過ごしていたのである。
島の記録係である「印」のチャクロは、ある日「泥クジラ」に漂着した廃墟船を調査する中で、謎の少女“リコス”と出会う。島の人間にとって、初めてとなる外界の人間との接触。それは、新世界を開く福音なのか──。

梅田阿比による同名の人気漫画(秋田書店「月刊ミステリーボニータ」連載)を、監督:イシグロキョウヘイ×アニメーション制作:J.C.STAFFのタッグでアニメ化。砂に包まれた世界を舞台に、少年少女たちの“感情”と“命”の記録が紐解かれる。


【スタッフ】
(※敬称略)
・原作:梅田阿比(秋田書店「月刊ミステリーボニータ」連載)
・監督:イシグロキョウヘイ
・シリーズ構成:横手美智子
・キャラクターデザイン:飯塚晴子
・美術監督:水谷利春(ムーンフラワー)
・音楽:堤 博明
・アニメーション制作:J.C.STAFF

【キャラクター】
■チャクロ
「泥クジラ」で暮らす印(シルシ)の少年。日々の出来事を執拗なまでに書き留めるハイパーグラフィア(過書の病)であり、その特性を活かして島の記録係を務める。印だが、サイミアを操るのは苦手。

■リコス
「泥クジラ」に漂着した廃墟船の中でチャクロが発見した少女。何らかの理由から感情が失われた兵士、通称“アパトイア”であったが、捕虜として「泥クジラ」で過ごすことになる

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