アニメ「デビルマン」、Netflixにて新作制作決定!湯浅政明監督の手によって、「原作の結末」が初の映像化!

漫画家・永井豪さんの活動50周年を記念し、「デビルマン」の新作アニメが制作されることが発表された。



「デビルマン」は、1972年より「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された永井豪さん原作のマンガ。全世界での単行本発行部数は、累計5,000万部を記録する大ヒット作品。海外でも高い人気があり、英語圏を始め、イタリア・香港・フランス・韓国など、多数の国で翻訳版が出版されている。これまでテレビアニメ、OVA、実写映画、ゲーム、小説、派生マンガなど、多くのメディアミックスが行われている。

本作のタイトルは「DEVILMAN crybaby」。監督は「マインド・ゲーム」、「ピンポン THE ANIMATION」、「四畳半神話大系」、「夜は短し歩けよ乙女」(4月7日公開)、「夜明け告げるルーのうた」(5月19日公開)など、個性的な作風で高い評価を得る湯浅政明さんが手がける。
また、脚本は「コードギアス 反逆のルルーシュ」「甲鉄城のカバネリ」などで知られる大河内一楼さん、音楽は「ピンポン THE ANIMATION」も手がけた牛尾憲輔さん。企画、プロデュースは、アニプレックスとダイナミック企画が行う。

なお、本作はネット配信プラットホーム「Netflix」独占で全世界公開される。日本語の他9ヶ国語に吹き替え、字幕は25カ国語、さらに全世界190カ国にて公開。さらに今まで描かれることのなかった、「原作マンガの結末」までを描ききるとのこと。
アニプレックス・プロデューサーの新宅洋平さんは「今作は、デビルマンの原作が持つニュアンスを最大限活かしつつ、湯浅監督に現代に描かれるべきアニメとして、新たな映像化をしていただきます。激しいバイオレンス描写など、Netflix配信ならではの表現に挑みます。永井豪先生の原作に真正面から向き合う『DEVILMAN crybaby』に是非ご期待ください」とコメントしている。
3月25日、AnimeJapanにて湯浅監督が登壇するイベントも開催されるとのことなので、お見逃しなく。

また、永井豪さん、湯浅監督、牛尾憲輔さんよりコメントが到着しているので、そちらもご確認いただきたい。

【コメント】(※敬称略)
・永井豪(原作)
原作コミック「デビルマン」のアニメ化のお話を聞いた時、まず一番に思ったのは「最後まで描いてくれるの?」でした(笑)。僕が絶大な信頼を置いている湯浅監督なら、やりきってくれると信じています。デビルマンとデーモンの闘いが、アニメーションでどのように描かれ、決着がつくのか。二度と実現出来ないかもしれない「デビルマン」の結末までのアニメーションを、僕自身楽しみにしています。

・湯浅政明監督
最も衝撃を受けた漫画「デビルマン」のアニメ化を、まさか自分がやる事になるとは!漫画史上最高とも言える衝撃的な展開と壮大なラストシーンにたどり着くため、原作のスピリット、エッセンスを「今やるアニメーション」の形に落とし込む作業に日々悪戦苦闘中です。しかし配信という事で制約も少ないので、限界までやりますよ!バイオレンス、エログロなどありますが、最終的に「愛」です。楽しみに待っていてください。

・牛尾憲輔(音楽)
湯浅政明監督と漫画「デビルマン」をアニメ化させて頂きます。永井豪先生による壮大な一大叙事詩の本質を、余すことなくアニメにするためにチームが一丸となって取り組んでいます。監督とともに巨大な原作に挑むのはピンポン The Animation以来。あの時と同じチームで、またあの熱い日々を過ごせている事をとても光栄に思っています。監督がおっしゃる通り「愛」の作品です。是非ご期待下さい。

【ストーリー】
主人公、不動明はある日親友の飛鳥了から、地球の先住人類「デーモン(悪魔)」が復活し、地球を人類から奪い返そうとしていることを知らされる。了は明に、デーモンの超能力を取り入れて戦わなくては人類に勝ち目はないと、デーモンと合体する話を持ちかけてくる。明は、悪魔の力と人間の心を持つデビルマンとなることに成功。デビルマン、不動明の戦いが始まる──。

【イベント情報】(※敬称略)
■「DEVILMAN crybaby」イベント開催!!
・日程:3月25日(土)
・時間:10時45分~11時30分(客席整理券対応)
・場所:AnimeJapan東6ホール セミナーステージ
・登壇者:永井豪、湯浅政明監督


(C)Go Nagai-Devilman Crybaby Project

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