【AnimeJapan2017】「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」スペシャルステージ、GARNiDELiAが初披露の主題歌を熱唱!

2017年3月23日(木)から26日(日)にかけて東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan2017」。一般日の26日(日)、REDステージでアニメ映画「魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」スペシャルステージが催された。同作品は体系化された魔法を扱う職業「魔法師」を養成する架空の教育機関「魔法科高校」を舞台に、司波達也・深雪兄妹の学園生活と波乱の日々を描いた、シリーズ累計770万部を誇る、人気ライトノベルが原作。これまでにもTVアニメ、コミカライズ、ゲーム化などのメディアミックスを展開してきたが、映画化は今回が初。アニメとしても2014年のTV放送から3年ぶりとなるだけにキャスト、スタッフ陣の熱い思いが伝わるステージとなった。
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今回、登壇したのは、達也役の中村悠一さん、深雪役の早見沙織さん、千葉エリカ役の内山夕実さん、柴田美月役の佐藤聡美さん、そしてシークレットゲストとしてアンジェリーナ=クドウ=シールズ役の日笠陽子さんの5名。それぞれが劇場版に対する気持ちや見どころを語った。中村さんは「劇場版の話を聞いた時、どういうお話をやるか誰が出るかが気になっていましたが、ご安心ください。出ない人はここにはいません!」と笑いを誘った。早見さんは「今か今かと待ち構えていました。また動くお兄様が見られるのは嬉しいなあ」、佐藤さんは「テレビ版に続いて出られてよかった~」と、場を盛り上げる。ゲーム版から初のアニメ作品参加となる日笠さんは「劇場版に参加できてとても嬉しかったです。ぜひ見にきてください!」とおよそ1500人の観客に呼びかけた。

同作品の名物といえば重度のブラコンであるヒロイン・深雪の決めセリフ「さすがはお兄様です!」。ステージでは、それにちなんで「TVアニメを通じて司波深雪は何回“お兄様”と言ったでしょうか?」クイズを実施。スタッフが実際に数えたという回数をキャストの5名が当てるというもので、早見さんが出した230回(正解は172回)という回答に、共演者達からは「なにげに近い!?」「近いけど惜しくないからね!」などのツッコミが入り、会場が大きな笑いに包まれる場面も。

また、主題歌を担当するユニット「GARNiDELiA」(Vo.メイリア、Key.toku)のライブも行われた。第2期オープニングテーマの「grilletto」に続き、同映画の主題歌「SPEED STAR」が初披露。彼らの持ち味である、クールでありながらアツい疾走感あふれるデジタルロックサウンド&艶やかなボーカルが会場を揺らすと、観客は大歓声を上げて熱狂した。

さらに劇場版公開を記念してのサプライズイベントとして、ソニーによる対話型人工知能サービス「PROJECT Samantha」とのコラボも発表。これは、達也・深雪兄妹の人格データをAI化したもの。初めはとまどいを見せた観客も、実際に画面に出てくるAIの対応には感心しきり。テスト版のため音声なしだったものを出演の2人が即興でアフレコするファンサービスもあり、会場は大いに沸いた。

最後は「GARNiDELiA」の2人を交えた登壇者7人での挨拶。中村さんの「ひとえに応援してくださってる皆さまの力があってこそだなと思っております。本日はどうもありがとうございました!」の言葉に、大盛り上がりのステージが閉幕した。「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」は、6月17日より全国ロードショーされる。

(取材・文/山口暁延@TRAP)

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