声優ユニット「NOW ON AIR」が、鎌倉の高校生と作り上げるラジオ番組「コトダマラジオ」、第1回収録潜入レポート!

鎌倉を舞台にしたアニメ映画「きみの声をとどけたい」の8月公開を記念し、2017年4月5日(水)23時より、ラジオ番組「コトダマラジオ」の放送がスタートする。



「きみの声をとどけたい」は、「時をかける少女」「ちはやふる」をはじめ、数々のアニメを手がけてきたマッドハウスが贈るオリジナル劇場アニメ作品。湘南を舞台に女子高生たちの青春を描く。監督は伊藤尚往さん、脚本は石川学さん、キャラクター原案はゆるキャラなどのデザインで知られる青木俊直さんで、キャストは2016年夏に開催された「キミコエ・オーディション」から誕生した新人声優ユニット「NOW ON AIR」と三森すずこさんだ。

オリジナル劇場アニメ「きみの声をとどけたい」、2017年8月公開決定! 高校生たちが起こす小さな“キセキ”の物語


本番組は、アニメ映画「きみの声をとどけたい」公開を記念し、メインキャラクターを演じる声優ユニット「NOW ON AIR」のメンバーと、地元・鎌倉の高校生がともに発信するラジオ番組。

誰もが持っている「声」には、メールやSNSにはない力がある。そんな声の力を、もう一度信じてみたいという思いのもと、言葉の持つ力を届けるのが本番組のコンセプトだ。

その第1回放送分の収録が、3月某日、放送局である鎌倉FMにて行われた。今回はその模様をレポート!

毎回、「NOW ON AIR」のメンバーが2人ずつ登場し案内役を務める「コトダマラジオ」。初回ということでまずはリーダーの飯野美紗子さん、そして先日高校を卒業したばかりという田中有紀さんが案内役として出演する。

収録前に、地元・鎌倉高等学校の放送部の皆さんと打ち合わせ。最初は声優さんとの共演ということで、緊張した様子の皆さんだが、アットホームなスタジオの雰囲気や飯野さん、田中さんのほがらかな人柄に、徐々にほぐれてきた様子。すっかり打ち解けた空気の中、いよいよ収録がスタートした。


まずは飯野さん、田中さんのトークから番組はスタート。番組のコンセプトにのっとり、「言葉の力」を感じるエピソードを語り合う2人。飯野さんは、「アイスクリーム屋さんができないかなと思っていたら、近所にオープンした」と、自分の体験談を披露。「夏が楽しみ!」と笑顔で田中さんとトークを弾ませた。

番組中盤からはゲストの高校生が登場。年齢が近いこともあってか、「NOW ON AIR」の2人と学校の話や家族の話で盛り上がる。また「言霊(ことだま)って何だろう?」という話題になり、ここで高校生の皆さんが学校の生徒たちへ「言霊って何?」と質問してきたことが明かされ、取材音声が再生された。普段あまり意識しない「言霊」という概念について、真摯に答える高校生たちのコメントに、飯野さんと田中さんも真剣に耳を傾ける。きっと全員が、「言葉」という普段使っているものに対して改めて考えるきっかけになったはずである。

番組終盤のコーナーでは、「ラジオを通して届けたいメッセージ」が読み上げられた。ここでは事前に番組公式サイトで募集されていたリスナーのメッセージのほか、「NOW ON AIR」の2人もメッセージを発信。飯野さんは家族に向けて、田中さんはおばあちゃんに向けてのメッセージを語り、普段は面と向かって言えない家族への感謝や愛情を届けた。

なお、このコーナーでメッセージを読まれた方は、アニメ映画「きみの声をとどけたい」パンフレットに名前(もしくはペンネーム)も掲載されるとのこと。興味のある方は、ぜひ応募していただきたい。

終始なごやかなムードに包まれ、第1回放送分の収録が終わった「コトダマラジオ」。最後に出演者の皆さんにコメントをいただいたので、そちらをご確認いただきたい。

コメントは次ページにて。

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