【AnimeJapan2017】「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」スペシャルステージをレポート!

2017年3月25日(土)、「Anime Japan2017」REDステージにて、大ヒット公開中の「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」のトークイベントが開催された。熱狂的な盛り上がりを見せたそのステージの様子をお届けしよう。
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本作はTVアニメ化もされた大人気ライトノベル「ソードアート・オンライン」のオリジナルエピソードを、劇場映画用に完全新規制作したアニメーション作品だ。原作小説とそのTVアニメ版は「VR(仮想現実)」空間でのオンラインRPGを題材にしたものだが、本作ではさらに「AR(拡張現実)」を用いたオンラインRPG≪オーディナル・スケール≫が登場し、リアルとヴァーチャルが入り混じるドラマが展開。本作は北米・アジア・ヨーロッパなど世界各国でも公開され、国内外問わず好評を博している。

ちなみにステージ当日の時点で国内動員140万人、興行収入が20億円を突破していることが発表されている本作。イベント冒頭で司会のニッポン放送アナウンサー・「よっぴー」こと吉田尚記さんが鑑賞した人の挙手を求めると、来場した観客のほとんどが挙手で応えた。その後、キャストの松岡禎丞さん、戸松遥さん、伊藤かな恵さん、日高里菜さん、高垣彩陽さん、竹達彩奈さんがステージに登場すると、客席からひと際大きな拍手と歓声があがり、本作の圧倒的な人気ぶりがうかがえた。

最初のキャスト紹介では、松岡さんが挨拶しつつ劇中のセリフ「オーディナル・スケール、起動!!」を口にすると客席からは拍手喝采。ほかのキャストたちもそのフレーズを入れて挨拶をする流れになった。劇中でその台詞がないキャストもそれにならい発言したということで、ある意味レアなシチュエーションとなった。

続くフリートークでは、舞台挨拶行脚の話で盛り上がる。映画の公開日から4月に至るまで日本各地を巡って舞台挨拶をしているキャストの間では、各地の美味しい物をLINEのグループトークに上げて楽しんでいることが戸松さんや竹達さんから明かされ、キャスト間の仲のよさを改めてうかがい知ることができた。

続く「オーグマー研究室」と題されたコーナーでは、劇中に登場するARデバイス≪オーグマー≫に「もし隠された機能があったとしたら?」というテーマでフリップトークがスタート。吉田さんが「大喜利じゃないんで」と前置きしたものの、高垣さんは即座に笑いに走って「大熊(探し)」というダジャレを繰り出し、「流れ作ったから」と得意顔を見せた。対して、伊藤さんや竹達さんからはARを駆使した実用的なアイデアを独創的なイラストで披露。客席からは笑いとともに感嘆の声があがった。ところが、ここで松岡さんが「フィジカルフルバーストォォオッ!」(※同作者の作品「アクセルワールド」のかけ声)と珍解答を出したことで、流れは再びおもしろ方向に。高垣さんが「AR」というワードから発想し「(美術館に行かなくてもその場でいろんな)絵~ある」というダジャレで見事にオチをつけた。

そんな楽しいトークも終わりに近づき、出演者から最後の挨拶が。来場者の大半が視聴済みとあって、一同は何度でも劇場に足を運んで見る楽しさを語りあった。メインヒロインのアスナ役・戸松さんは、特に劇場でしか楽しめない音や、作中で流れる楽曲の歌詞の意味に注目してほしいとコメント。そして、主役であるキリト役・松岡さんからは、5年間、アニメやゲームでずっと途切れず続いてきた本シリーズへの熱い思いが語られ、最後に「3期やりたいなぁッ!!」と声を張って挨拶。客席からは割れんばかりの拍手が送られた。

そして最後に、なんとシークレットゲストとして歌手のLiSAさんが登場! ステージに颯爽と現れると同時に、主題歌「Catch the Moment」を熱唱。嬉しいサプライズに観客は総立ちで大いに盛り上がり、最高潮の熱気のままステージは幕を閉じた。

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