【東京おもちゃショー2017】アイドルのタワーブリッジに、よゐこ・濱口悶絶！祝・ガシャポン40周年！復活「キンケシ」ステージ

2017年6月1日～4日にかけて、東京ビッグサイトにて「東京おもちゃショー2017」が開催されている。

本イベントは、日本玩具協会が主催する、国内最大規模の玩具の展示会で、日本国内はもちろん海外の玩具メーカーも参加し、最新のおもちゃが勢ぞろいするビッグイベント。今年は6月1日（木）、2日（金）がビジネス関係者向けの「商談見本市」、後半の3日（土）、4日（日）が一般来場者も入場できる「一般公開」となっている。

そんな「東京おもちゃショー2017」の初日、1日にバンダイブースにて、「祝・ガシャポン40周年！復活『キンケシ』ステージ」が開催された。

「キンケシ」とは、ゆでたまご原作の人気マンガ「キン肉マン」のキャラクターをモチーフにした、塩ビ人形のこと。1983年放送開始のTVアニメ版大ヒットに伴い、同年に発売開始。主にカプセルトイ商品として販売され、小学生男子を中心に大人気を博し1987年まで発売された。その後も、新シリーズ「王位継承編」放送時や、2度の復刻版リリースなど、断続的に展開している。

そして、今年はバンダイのガシャポン事業開始40周年を記念して、平成29（ニク）年、「キンケシ」が復活することが決定。この日のステージには、キン肉マン大好き芸人の浜口優さん（よゐこ）、現役プロレスラーとしても活躍するアイドル・才木玲佳さん。そして、アニメ「キン肉マン」の主題歌を歌う歌手・串田アキラさんが登場し、大いに会場を盛り上げた。

イベントの幕が上がると、おなじみのイントロに乗せて串田アキラさんがステージにさっそうと登場！　アニメ放送当時と変わらぬソウルフルな歌声で、オープニングテーマ「キン肉マンGo Fight!」を熱唱する。コーラスとのかけ合いが展開する箇所では、串田さんがマイクを記者席に向ける一幕もあり、いやがうえにもテンションは急上昇！（もちろん筆者も声を張り上げました）

串田さんと入れ替わるようにステージに登壇したのは、浜口優さんと才木玲佳さん。濱口さんは、キン肉マンをモチーフにしたシャツを、才木さんは大好きなロビンマスクをモチーフにしたリングコスチュームを着用し登場するというガチっぷり。才木さんいわく、「見せたい筋肉が全部出せる」ナイスなコスチュームとのことなので、いつか本当にこの衣装でリングに上がっていただきたいところだ。

さて、この2人を迎えてさっそくトークがスタート。「キン肉マン」の思い出という話題では、濱口さんは「小中学校の頃、キンケシがブームになっていた。トントン相撲をしたり、ダブったキンケシを友達と交換していた」とリアルタイム世代ならではのトークを展開。アニメ放送当時はまだ生まれていなかったという才木さんは、後から「キン肉マン」にはまり、今では実際の試合でもロビンマスクの必殺技「タワーブリッジ」を取り入れているほどだという。

と、ここで原作者コンビ・ゆでたまごの原作担当・嶋田隆司さんのビデオメッセージが届いている、との嬉しいサプライズが発表される。

ここでは、まだ下宿で漫画制作にいそしんでいた頃、近所のダイエーで子供たちが大行列をなしているのを見かけ、何か思って先頭に言ってみたら「キンケシ」のガシャポン台がそこにあった、という嶋田さんにとってのが「キンケシ」の思い出が語られた。その光景を見た時、「まだキン肉マンがガシャポンアイテムになることを知らなかったので、驚いた」ことや「自分たちの作品が、子供たちを熱狂させていることを知り、感動した」そうだ。

また、キンケシ復活を記念して描き下ろしのイラスト色紙を提供していることも発表された。この色紙は、バンダイブースに展示されているので、東京おもちゃショー2017に足を運ばれる方はお見逃しなく！

ステージ後半では、才木さんが巨大ガシャポンに挑戦。ビッグサイズのカプセルから出てきたのは、6月下旬発売予定の「キンケシプレミアム」だ。ここで、今回復活した「キンケシ」は、従来サイズの40mmから44mmにサイズアップしたほか、当時品のポーズを継承しつつも全身のバランスを再調整した完全新規造形となっていることが解説された。

また、濱口さんにはクイズに正解すると巨大ガチャに挑戦できるというミッションが課せられ、「才木さんが実際に試合で使っている必殺技は？」という問題が出された。空気を読んだのか、あえて「タワーブリッジ」と答えなかった濱口さん。結果はもちろん不正解だ。ということで、罰ゲームとして才木さんのタワーブリッジを実際に受けるはめに。笑顔でバッチリ技を極める才木さんの笑顔は、この日一番の輝きを放っていた。