稲川淳二の怖い話が、ホログラム映像でも~っとコワい! 「コワイコエ 稲川淳二のお葬式」公演レポート

日本における夏の風物詩である「怪談」の第一人者である稲川淳二さんのもと、世界初の3DCGホログラフィック常設劇場「DMM VR TEATHER」(神奈川県横浜市)にて2017年6月1日(木)より、「怪談とVR」が融合した「コワイコエ 稲川淳二のお葬式」が開演した。



本公演では、来場者は稲川さんのお葬式の参列者役として参加。著名声優陣が語る怖い話で稲川氏を弔いつつ、ホログラムで登場する稲川さんに導かれて怪談の世界に引き込まれていくというもの。


一般公開に先駆け、6月1日に開催された関係者試写会では、Aプログラムの「猫が鳴く」(CV:津田健次郎)、「かくれんぼ①」(CV:藤田咲)、「北海道の花嫁①」(CV:森田成一)、「霧の事故現場」(CV:豊永利行)の4話がホログラフィックによる演出とともに公演された。

それぞれの話し手には著名声優を起用し、正面とサイドのスクリーンとホログラフィックの演出だけでなく、9.1chサラウンドスピーカーシステムによって臨場感あふれるコンテンツになっていた。
公演後は稲川さん本人がゲストとして登場し、「鏡でなく(反転でない)本当の自分を見ることが出来るのが不思議だ」、「自分の本当のお葬式でもこのような演出が出来たらと考えていた」と語った。

スクリーンの正面には稲川さんの棺桶が設置され、試写会の参加者は上演終了後にフォトスポットとして撮影していた。


なお会場には、公演プログラムにもある「赤いはんてん」の話が印刷されたトイレットペーパーを始めとした限定グッズだけでなく、人の肉の味がするという俗説があるザクロ味のドリンクなど、公演に関連した商品が用意されているす。
通常公演では、来場者特典としてお清めのお米がもらえ、公演終了後には棺桶に献花することもできる。

チケット情報、公演スケジュール、出演者情報などは公式サイト(#)にてご確認いただきたい。

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