「さすがです。お兄様!」のひと言に尽きる!「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」初日舞台あいさつレポート

魔法科高校の劣等生」は佐島勤さんによるライトノベル(イラスト:石田可奈、KADOKAWA電撃文庫)を原作として、2014年に放送されたTVアニメ。
魔法が技術として確立された世界を舞台に、通称“魔法科高校”に通う司波達也・深雪兄妹と仲間たちの波乱の日々を描く人気作で、2017年6月17日(土)に原作者である佐島さんによる書き下ろしストーリーを基にしたアニメ映画「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」が公開された。

アニメ映画「劇場版 魔法科高校の劣等生」、制作決定! 原作者による完全新作ストーリーで



公開初日の6月17日(土)には東京・新宿バルト9にて舞台あいさつが開催され、司波達也役の中村悠一さん、司波深雪役の早見沙織さん、千葉エリカ役の内山夕実さん、西城レオンハルト役の寺島拓篤さん、アンジェリーナ=クドウ=シールズ役の日笠陽子さん、綿摘未九亜役の小原好美さんが登壇。作品の魅力を伝えるトークが繰り広げられた上映前のトークの模様を少しだけお届けする。

まずは完成した本作についての感想や本作の見どころを尋ねられたキャスト陣。本来はひとりっこなのだが「お兄様」と呼ばれて久しいと会場を笑わせた中村さんは、本作がTVシリーズとは制作スタッフが変わっていることに言及しながらも、TVシリーズと劇場版で違和感はないと太鼓判を押していた。早見さんと内山さんが演出やバトルシーン、圧倒的な音楽といった劇場版ならではの見どころを語る中、TVシリーズではあまり見ることのできなかった制服以外のコスチュームにも注目してほしいとアピールすると、男性キャストの2人は、バカンスパートでの女性キャラたちの水着姿には特に注目!とサービスシーンについて熱く語り、会場を笑わせていた。

続いては、ゲーム版(PlayStation Vita用ソフト「魔法科高校の劣等生 Out of Order」)には登場しているがアニメ版には初参加となる、本作ではリーナを演じる日笠さんに、アフレコ現場での雰囲気が聞かれた。TVシリーズ収録の際の現場の雰囲気を知っておきたかったという日笠さんは、キャストを見回して早見さんに現場の様子を尋ねたとのことだったのだが、その早見さんから返ってきたのは「さすがです。お兄様!」のひと言だったとのことで、日笠さんは選択を誤ったとがっくりと肩を落としていたが、会場には満足そうな空気が満ちていた。

ここで、ファンからキャストへ「お兄様にひと言」というリクエストが寄せられたのだが、脳裏に浮かんだのはキャストも会場も“あの”ひと言だったのだろう。中村さんを除くキャスト全員が早見さんをうながし、「さすがです。お兄様!」のひと言が早見さんから披露されると、本作の代名詞と言っても過言ではない名ゼリフを聞けた会場は、大きな拍手に包まれた。

最後に、キャスト陣からファンへ向けて熱いメッセージが贈られ、初日舞台あいさつは終了となった。

アニメ映画「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」は全国劇場にて絶賛上映中だ。

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