ヨン・サンホ監督作品、アニメ映画「我は神なり」が2017年10月公開決定!ポスターも解禁に

「新感染 ファイナル・エクスプレス」「ソウル・ステーション/パンデミック」の
ヨン・サンホ監督による衝撃の社会告発アニメ―ション映画「我は神なり」が、2017年10月、東京・ユーロスペースにて公開されることが発表された。



実写デビューを飾った「新感染 ファイナル・エクスプレス」が韓国における2016年のナンバーワン・ヒットとなり、メインストリームのヒットメーカーに躍り出たヨン・サンホ監督。この国内外で脚光を浴びている気鋭のフィルムメーカーは、インディーズの社会派アニメーション作家としてキャリアをスタートさせ、2015年には「新感染 ファイナル・エクスプレス」の前日譚にあたる長編アニメ「ソウル・ステーション/パンデミック」を発表。一夜の凄まじいウイルス感染パニックを描いたこのゾンビ・ホラーは、極端な格差社会である韓国の内実を生々しくえぐり出した問題作として注目されている。

アニメ映画上映スケジュール

そんな多くの話題作を生み出してきたヨン・サンホ監督が長編第1作「The King of Pigs」(11・日本未公開)に続き、2014年に発表した名作「我は神なり」が、2017年10月ユーロスペースにて公開されることが決定した。


本作は、“信仰”という根源的かつデリケートなテーマを驚くべき視点で追求した一作だ。第34回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭アニメーション部門で最優秀作品賞に輝き、第38回アヌシー国際アニメーション映画祭コンペティション部門招待作品、第86回アメリカ・アカデミー賞長編アニメーション部門へのエントリーを果たすなど、国際的に絶賛を博した衝撃作が遂に日本でお目見えする。

ポスタービジュアルが解禁となったので、ぜひご確認いただきたい。

【作品情報】

■「我は神なり」
第34回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭アニメーション部門最優秀作品賞

第38回アヌシー国際アニメーション映画祭コンペティション部門招待作品
第86回アメリカ・アカデミー賞長編アニメーション部門エントリー

【ストーリー】

ダム建設によって水没予定地となった村で起きたある事件―
「あなたの信じていることは本当なのか?」

ダムの建設によって水没することが運命づけられた片田舎の村に、粗暴なトラブルメーカーのミンチョルが久しぶりに帰ってくる。ところがミンチョルの妻子を含む村人たちは皆、彼の不在中に建てられた教会に通い、若きカリスマ牧師ソンを崇めていた。

それがインチキ教団を率いる詐欺師ギョンソクの陰謀だと察知したミンチョルは、村人たちのなけなしの財産を狙うギョンソクの悪行を阻止しようと奮闘する。

しかし村人も警察も札付きのワルであるミンチョルの言い分にまったく耳を傾けず、四面楚歌に陥った彼は“悪魔に憑かれた男”の烙印を押されてしまうのだった…。

2017年10月、ユーロスペース ほか全国順次公開!

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