TVアニメ「DIVE!!」の世界に飛び込め!「キャストとDIVE!!~放送前イベント編~」イベントレポート

2017年7月6日(木)から放送が開始されるTVアニメ「DIVE!!」。その初回放送を前にした6月25日(日)、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、「キャストとDIVE!!~放送前イベント編~」が開催された。当日は第1話、2話が先行上映されたほか、キャストが登壇してのトークショーもおこなわれた。



登壇したのは坂井知季役の梶裕貴さん、富士谷要一役の櫻井孝宏さん、沖津飛沫役の中村悠一さんと、山田篤彦役の杉田智和さん。さらにオープニングテーマを担当するQyotoとエンディングテーマを担当する橋本裕太さんが主題歌を披露したイベントの模様をお届けする。

「DIVE!!」は、アニメ化もされた「カラフル」などで知られる森絵都さんによる小説が原作。水泳の「飛び込み競技」を題材とした青春スポーツ作品で、主人公・坂井知季らがオリンピック出場を目指す姿が話題となり実写映画化やコミカライズなどを展開、こちらも人気を博した。2016年12月にはアニメ化の決定と、主人公の坂井知季役を梶裕貴さんが演じることが発表されていた。

青春スポーツ小説「DIVE!!」、2017年7月TVアニメ化! 主人公・坂井知季役は梶裕貴が演じる

まずは第1話、2話の先行上映が行われ、会場に集まったファンはOAよりひと足早くアニメ本編を堪能。夏の空と水の青が涼しげに映る中、とりわけ中村さん演じる沖津のシーンは異彩を放っており、印象的なひと幕となっていた。

そんな先行上映が終わると、「キャストとトーク!」と題したコーナーへ。

梶さん、櫻井さん、中村さん、杉田さん4名が登壇し、まずは自身の演じるキャラクターついて紹介していく。

原作では2000年のシドニーオリンピックを目指す話として描かれており(アニメでは2020年の東京オリンピックを目指す設定になっている)、1998年当時に知季と同じ中学2年生だったという梶さんは、自身が演じるキャラとのリンクを感慨深げに語った。

スクリーンにはキャラの紹介文と共にキャラクターのセリフが映し出されていたのだが、そのセリフを聞きたいとMCが無茶振り。すると会場も乗っかってキャストにリクエストし、キャスト陣は背後のスクリーンを見ながらセリフを披露していくという展開に。

櫻井さんも同じ流れでセリフを披露することとなったのだが、流れを読みまくった中村さんが櫻井さんより先に要一のセリフを言おうとしたり、自身の番になると今度はキャラクターの紹介よりも先にセリフを口にするというサービス精神を発揮。これには会場からも笑いが起こる。そんな中村さんは、自身が演じる沖津が、ほかのキャラクターに比べるとどことなくロボットアニメに出てきそうな風貌であることをネタにしてトークを展開。最後の杉田さんは、実は第1、2話ではセリフがなく、このステージでの演技が初めて観客の耳にする篤彦の声、ということになる。セリフを披露した後には、1、2話には未登場のキャラクターについて、某ロボットアニメのとあるキャラクターのようなポジションと説明し、さらに会場を沸かせていた。

続いて、「『DIVE!! VRレッスン』を体験しよう」のコーナーへ。

ここで梶さんと杉田さんがいったん降壇し、残る2人が7月21日にリリース予定の「DIVE!! VRレッスン」の説明をすることに。会場にセッティングされたVR装置をスタッフの代わりに分かりやすく説明してくれる中村さんに、会場からは感嘆の声があがっていたのだが、なぜそんなに詳しいのかというと、実は所持しているからだと語った中村さんの言葉に、会場の声は驚きに変わったのだった。事前に体験したという櫻井さんが、その時がVR初体験だったという話をしていたところで、梶さんと杉田さんがジャージを羽織った姿でステージに再登場。まずは梶さんが体験してみることに。飛び込み台に上がり、知季に教えられながら飛び込みにチャレンジするという、自身の演じるキャラクターと共演する梶さんの姿を、会場は微笑ましく見守っていた。

続いてはオープニング&エンディングのライブコーナーがおこなわれた。

ロックバンド・Qyotoがオープニングテーマの「太陽もひとりぼっち」を、そして橋本裕太さんがエンディングテーマの「NEW WORLD」を披露し、作品の世界観ぴったりの楽曲で会場を盛り上げた。

Qyotoのみなさん


7月1日(土)からスタートするスタンプラリー企画「チクワとお散歩スタンプラリー」や毎週木曜に配信されている「キャストとDIVE!!」の告知がおこなわれたあと、最後に各登壇者から本作へ向けての意気込みや熱い思いが語られ、イベントは終了となった。

TVアニメ「DIVE!!」は、7月6日(火)よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始となる。

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