アニソンは国境を越える! 「Anisong World Matsuri at Anime Expo 2017」オフィシャルレポート

2017年6月30日(金)と7月1日(土)、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで「Anisong World Matsuri at Anime Expo 2017」が開催された。オフィシャルレポートが到着したので紹介する。



【オフィシャルレポート】

<Anisong World Matsuri 2017 ~Japan Kawaii Live~>
日本のカワイイアニソンアイドルが国境と次元を越えてLAで満員ライブ



2017年6月30日(金)、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで“Anisong World Matsuri at Anime Expo 2017 ~Japan Kawaii Live~”が開催された。

このイベントは北米最大級のアニメコンベンション<ANIME EXPO 2017>内で開催され、世界中のアニソンファンに日本での公演と変わらないハイクオリティなライブステージを楽しんでもらうため、日本を代表するエンタテインメント企業がタッグを組みプロデュースした。Aqours、JUNNA & Minori Suzuki from Walkure、アイドルマスター シンデレラガールズ、Wake Up, Girls!の4組のアニソンアーティストが出演。ソールドアウトした公演は7,000人の観客を前に迫力あるパフォーマンスを繰り広げ、日本のアニソンを中心としたステージで現地ファンを熱狂させた。

開演前から会場の外にあるグッズ販売コーナーではイベントのTシャツや出演者のCD・グッズなどが販売され、場内では日本と変わらない熱気でアニメグッズやTシャツを着用する外国人ファンがほとんどだった。

トップバッターはアイドルマスター シンデレラガールズ。飯田友子(速水奏役)、五十嵐裕美(双葉杏役)、黒沢ともよ(赤城みりあ役)、髙野麻美(宮本フレデリカ役)、松嵜麗(諸星きらり役)、佳村はるか(城ケ崎美嘉役)6名がアイドルマスターとして初めて、ステップを踏みながら北米のステージに立った。スタートは全員による「Star!!」、続いて「GOIN'!!」。自己紹介やアニメの振り返りを行ったショートMCの後に「夢色ハーモニー」「Yes! Party Time!!」、TVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』の主題歌からPS VR「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」の主題歌まで、観客の気分が一気に高まった。最後にシンデレラガールズの代表曲ともいえる「お願い!シンデレラ」が歌われて、パートは終了した。

続いてステージに姿を現したのはWake Up, Girls!の7人。「タチアガレ!」と「少女交響曲」2曲続けての披露の後、観客へ今日のために英語で覚えた挨拶を挟んだ。MCの声が聞こえないほどの大歓声のなかで続いては「恋?で愛?で暴君です!」「Beyond the Bottom」「7 Girls War」と人気楽曲をキュートに歌い上げ。激しくも息の合ったダンスで観客を魅了しつつ、ラストの「極上スマイル」まで、息もつかせぬ魅惑のステージを繰り広げた。コミカルなダンスはミュージカルを思わせるような豊かなパフォーマンスであった。

次に登場したのはワルキューレを代表するJUNNAと鈴木みのりの2人。自らの誕生のきっかけとなった『マクロスΔ』の曲「恋!ハレイション THE WAR」を歌うと場内のサイリウムで会場が覆われる。続けてキラーチューン「いけないボーダーライン」を歌った後2人は自己紹介。グループ初となる海外ライブを背負って、2人は精一杯の英語を披露した。会場は声援の声が鳴り響いていたあとに続くのは「いけないボーダーライン」と「僕らの戦場」、「一度だけの恋なら」。2人は堂々と歌声を響かせる。ラストを飾るのは「ルンがピカッと光ったら」、会場もコールで参加し大盛り上がりで2人は自らのパートを終えた。

そして「Japan Kawaii Live」のトリを飾るAqoursのステージへ。キャスト9人がステージに上がると、客席からの歓声がひときわ大きく響く。「青空Jumping Heart」を披露したところでステージ中央の巨大スクリーンにはTVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』映像が映し出され、場内の興奮度はMAXに達し、これまでで最も大きな雄叫びが鳴り響いていた。メンバーによる自己紹介とMCは、逢田梨香子と諏訪ななかが中心となって一生懸命英語で進行し、その姿は海外のファンに健気に映っていた。MCでメンバーの自己紹介を披露し、盛り上がりつつ、「君のこころは輝いてるかい?」「恋になりたいAQUARIUM」を熱唱。スクリーンに映し出されるアニメPVとのリンクが、さらに会場を盛り上げていき、TVアニメ第13話の挿入歌「MIRAI TICKET」と、「ユメ語るよりユメ歌おう」でステージを締めくくった。

出演者がステージから降りた後、ファンからは大きくアンコールが始まった。ここで再び本日の出演者が全員ステージに登場。最後は全員で「サンキュー!」と来場者に感謝。Anisong World Matsuriの初めてのMicrosoft Theater初日公演が幕を閉じた。

翌日は、アニソンアーティストが生バンドでパフォーマンスする「Anisong World Matsuri at Anime Expo 2017 ~Japan Super Live」が同じくMicrosoft Theaterで行われた。

Anisong World Matsuriは更に、7月22日には中国上海のメルセデス・ベンツ・アリーナ―の公演を控えて、こちらはすでにソールドアウト。
そして夏の最後の公演はワシントンにて、8月11日と12日に、FLOW、T.M.Revolution、妖精帝國とJAM Projectが出演するAnisong World Matsuri at Otakon 2017!が開催予定となっている。

【セットリスト】

<アイドルマスターシンデレラガールズ>
Star!!
GOIN'!!
夢色ハーモニー
Yes! Party Time!!
お願い!シンデレラ

<Wake Up, Girls!>
タチアガレ!
少女交響曲
恋?で愛?で暴君です!
Beyond the Bottom
7 Girls War
極上スマイル

<JUNNA & 鈴木みのり from ワルキューレ>
恋!ハレイション THE WAR
いけないボーダーライン
僕らの戦場
一度だけの恋なら
ルンがピカッと光ったら

<Aqours>
青空Jumping Heart
君のこころは輝いてるかい?
恋になりたいAQUARIUM
MIRAI TICKET
ユメ語るよりユメ歌おう
Information

おすすめ記事