【ワンダーフェスティバル2017[夏]】「16歳じゃないアガペー」が会場に響く！「Wake Up,Girls！新章」新キャスト＆新キャラクター発表会レポート！

2017年7月31日、幕張メッセで開催された世界最大規模のガレージキットのイベント「ワンダーフェスティバル2017[夏]」内「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU26」ステージにて、「Wake Up,Girls！新章」新キャスト＆新キャラクター発表会が開催された。

「Wake Up, Girls！」（WUG！）は、仙台でアイドルを目指す7人の少女たちの奮闘を描いた青春群像劇で、2014年1月にTVアニメと劇場作品が同時始動。2014年10月からはスピンオフ作品「うぇいくあっぷがーるZOO！」が放送され、劇場版2部作「Wake Up, Girls！続･劇場版」が2015年9月/12月に公開に。メインキャストによる同名の声優ユニットも精力的にアーティスト活動を行っているほか、聖地・仙台に関係するコラボ企画も多く展開されている。

2017年10月からは、続編となる「新章」の放送も決定している。

⇒アニメ「Wake Up, Girls！」、2017年新TVシリーズ制作決定！　新キャラクターのオーディションも開催

緊張の中で、WUG！に続く新アイドルが初お披露目！

まず登壇したのは過去シリーズにて主人公のアイドルグループ「Wake Up,Girls!」のライバル「I-1 club」のフロントメンバー・小早川ティナを演じた安野希世乃さん。彼女ならではの、ほんわかした司会でステージの幕は上がった。

安野さんの呼び込みで、次にステージに登場したのは、本作の監督を務める板垣伸さん、音楽制作を手がけるMONACAの神前暁さん、田中秀和さん、広川恵一さん。特に板垣さんは、こういうイベント出演自体が初めてとのことで、緊張を隠せない様子。

さて、ここでひとつ振り返っておきたいのが、先輩アイドルグループ「Wake Up, Girls！」の初お披露目が、2013年に開催された「ワンダーフェスティバル2013[夏]」内「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU18」ステージだったということである。先輩からの伝統を引き継いで、このたび後輩アイドルを演じるキャストおよびキャラクターが発表されるというわけである。

満を持してステージに登場したのは、おっとりしながらも軽く芯の強い少女「速志歩（はやしあゆみ）」役の林鼓子（はやしここ）さん、元気で行動力のあるワグナー（WUG!ファンの愛称）の「守島音芽（もりしまおとめ）」役の森嶋優花（もりしまゆうか）さん、一見クールだけど実は天然キャラの「阿津木（あつぎ）いつか」役の厚木那奈美（あつぎななみ）さんの3名。2000名の応募者の中から、オーディションで選ばれたシンデレラガールズたちは、初のステージに緊張しつつ登場。

そんな初々しい新たなヒロインたちに、観客たちは温かな声援で出迎えるのだった。

まずセンターに立つ林さんは、なんとまだ中学3年生の15歳！　演じる速志歩とは、同じ中学生であることのほかにも、「数学が嫌いなところが似ています」と等身大の中学生らしいコメントで会場を沸かせた。

そんな3人は、「Wake Up,Girls！新章」にてアイドルユニット「Run Girls,Run！」を結成することが発表された。オーディションにも参加したという板垣監督は、WUG！の妹分としてあちこち走り回っているイメージからユニット名をつけたそうだ。ちなみにシナリオでは「ランガー」という略称で呼ばれているそうなので、ぜひみんなも「ランガー」と呼んであげよう！

また、サウンドチームたちもランガーの3人を一様にべた褒め！

そんなランガーメンバーは、現在地方在住とのことだが、オーディション合格後は毎週のように東京に集まり練習を積み重ねているとのこと。ステージでは、そんな走り出したばかりの3人による初のミニライブステージが披露された。