湘南が舞台の青春アニメ「きみの声をとどけたい」の竹灯篭が江ノ島の夜を灯す! 地元限定のオリジナルポスターも掲出中

湘南・鎌倉を舞台にした「きみの声をとどけたい」の製作委員会は、地元商店街との協力のもと、8月5日・6日の2日間、江ノ島駅と腰越駅から龍口寺に続く商店街や龍口寺境内に「オリジナルデザインの竹灯籠」や「竹灯籠のオリジナルアーチ」を設置した。



「きみの声をとどけたい」は、「時をかける少女」「ちはやふる」をはじめ、数々のアニメを手がけてきたマッドハウスが贈るオリジナル劇場アニメ。湘南を舞台に女子高生たちの青春を描く。監督は伊藤尚往さん、脚本は石川学さん、キャラクター原案はゆるキャラなどのデザインで知られる青木俊直さんで、キャストは昨年夏に開催された「キミコエ・オーディション」から誕生した新人声優ユニット「NOW ON AIR」と三森すずこさん。2017年8月25日より全国の映画館で公開される。

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同作にも登場する龍口寺(神奈川県藤沢市)で行われている「龍の口 竹灯籠」。死者の供養や願いことの祈願などを目的として、毎年夏に約5000基もの竹灯籠が立ち並ぶ。その開催期間である8月5日と6日に、龍口寺境内および、江ノ島駅と腰越駅から龍口寺に続く商店街に映画オリジナルデザインの竹灯籠が設置された。竹灯籠は地元・鎌倉高校の学生の協力でひとつひとつ製作。その数は218本にものぼった。

さらに、竹灯籠だけでなく、竹灯籠で作られたアーチのオブジェも登場。江ノ島の沿線で商店街の中を車両が走る唯一の区間も含まれているため、灯りの中を走る江ノ電の姿に多くの人々が足を止め、写真を撮る人々も多数見受けられた。

また、今回は映画のストーリーにちなみ、地元のラジオ局で放送されている番組・コトダマラジオで「叶えたい想い」を募集。その中から集まった30名のメッセージが刻まれた、世界で一つだけの竹灯籠も商店街を彩った。一般に募集された想いには「みんなが笑顔で過ごせますように」といった温かな願いから、「9月には大学卒業できますように」といった切実なものまで様々。通りがかりの人たちも、灯篭の前で立ち止まり、その思い思いの“コトダマ”に笑みがこぼれていた。中でも一番目を引いたのは「アニメーターになる!」というメッセージで、これには「きみの声をとどけたい」のスタッフもビックリ。こうした多くの人たちの“コトダマ”が、映画と同じように実現してほしい…そんな人々の想いが一杯詰まっていた。

さらに、8月からはキャラクターデザイン青木俊直の描き下ろしによる地元限定ポスタービジュアルが江ノ島電鉄の全駅に掲出中だ。美しい夏の海を背景に、江ノ電の駅ホームを挟んで主人公なぎさたちが挨拶を交わす、爽やかなビジュアルに仕上がっている。


地元と協力してさまざまなイベントをしかけて盛り上がりを見せる「きみの声をとどけたい」は、8月25日公開だ。


©2017「きみの声をとどけたい」製作委員会

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