NOW ON AIRから10代に向けての力強いエール! アニメ映画「きみの声をとどけたい」夏休みの特別試写会レポ

2017年8月14日(月)、東京・TOKYO FMホールにてアニメ映画「きみの声をとどけたい」とラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」による合同企画“夏休みの特別試写会”が開催された。



「きみの声をとどけたい」は、「時をかける少女」「ちはやふる」をはじめ、数々のアニメを手がけてきたマッドハウスが贈るオリジナル劇場アニメ。湘南を舞台に女子高生たちの青春を描く。監督は伊藤尚往さん、脚本は石川学さん、キャラクター原案はゆるキャラなどのデザインで知られる青木俊直さんで、キャストは昨年夏に開催された「キミコエ・オーディション」から誕生した新人声優ユニット「NOW ON AIR」と三森すずこさん。2017年8月25日より全国の映画館で公開される。
アニメ映画上映スケジュール
この夏イチ押しのアニメ映画「きみの声をとどけたい」より、三森すずこ&NOW ON AIRの直筆サイン入りポスターをプレゼント!


8月25日に公開を控えるアニメ映画「きみの声をとどけたい」は、ラジオを通じて紡がれる高校生たちのひと夏のドラマ、ということで、「学校」をテーマとしたラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」がコラボレーション! 映画本編の試写会に加え、番組MCのとーやま校長とあしざわ教頭が、メインキャストを務めた声優ユニット「NOW ON AIR」の田中有紀さん (龍ノ口かえで役)、飯野美紗子さん (浜須賀夕役)、鈴木陽斗実さん (琵琶小路乙葉役)を迎えての課外授業を行うという“夏休みの特別試写会”が開催された。

本編上映後、軽快なトークで会場を盛り上げるMCのおふたりに続き田中さん、飯野さん、鈴木陽斗実さんもステージに登場すると、会場に集ったティーンエイジャーたちも、間近で見る声優のお三方に大きな拍手でお出迎え。和やかなムードの中でイベントはスタートした。

まずは映画本編の感想からトークはスタート。「(ラジオをやっていて)たまに気を抜いてしまう時もあるけど、ちゃんと初めての気持ちに戻してくれる素敵な映画」(とーやま校長)、「(ラジオ番組は)自分たちの思ったことを、ちゃんとはっきり言った時の方がみんなに届いている感じがする。これを見て、改めてちゃんと(ラジオを)しようと思った」(あしざわ教頭)と、MCふたりは「きみの声をとどけたい」を大絶賛! その言葉に、「NOW ON AIR」の3人も嬉しそうな表情をみせた。
また、公開を目前に控えたタイミングの気持ちを尋ねられた鈴木さんは、「この作品に向けてオーディションを受けたので、一つのゴール、集大成として皆さんに届けば」と感慨深げに語った。

高いNOW ON AIRのアドリブスキルに、MCもびっくり!


そんなオープニングトークを挟んで、いよいよ課外授業の幕が上がった。
1時間目のトークテーマは「ラジオ」! 試写会終了後には、「SCHOOL OF LOCK!」の通常放送が控えているわけだが、そこに「NOW ON AIR」メンバーがゲスト出演できるかどうかを、このコーナーでジャッジすることに。
番組のジングル(番組開始時やコーナーの切り替わり時に流れる短い音楽やフレーズ)を、会場に集まった観客たちとバッチリ成功させることができたら一つ目の課題は合格! ということで、「起立!」「礼!」「叫べ!」「SCHOOL OF LOCK!」と会場全体で大合唱。これをきれいに決めた「NOW ON AIR」メンバーは、一発で一つ目の合格を勝ち取ることに成功した。


続いて声に残響効果を与える「リバーブ」について学ぶことになった「NOW ON AIR」メンバーは、温泉に入っているシチュエーションで即興劇を披露してくれたとーやま校長とあしざわ教頭に続き、洞窟の中に迷い込んでしまったというシチュエーションで即興劇に挑戦。
暗闇の中で手探りでメンバーを探す田中さんと飯野さんに対し、鈴木さんはやたらと低い声で何やら呻き声をあげ、会場をざわつかせる。どうやら「洞窟の主に取り込まれてしまった」という裏設定があったようで、瞬時に複雑なシチュエーションを思いつき、かつそれを実演する3人の適応力にMCのふたりも驚きの声をあげるのだった。
もちろん今回の課題も合格! 「NOW ON AIR」メンバーは見事生放送ゲスト出演の資格を得るのだった。

すでに出演権を獲得しているものの、「もう一つのシチュエーションも用意されているので」ということで、ウィニングラン的にもう1本即興劇に挑戦することになった一同。MCふたりと「NOW ON AIR」メンバーは、打ち上げ花火会場というシチュエーションで愉快な声の演技を披露してくれた。まだデビューしたてのルーキーとは思えない、高い現場対応力でポテンシャルの高さを見せ付けてくれたメンバーであった。



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