C3AFA「異世界はスマートフォンとともに。」スペシャルステージに福原かつみ、福緒唯ら登場、裏話やミニライブを披露!

2017年8月26日、27日にわたり千葉県・幕張メッセで開催されたキャラクター&ホビーの総合イベント「C3AFA TOKYO 2017」。26日(土)のメインステージでは、現在TV放送中の夏アニメ「異世界はスマートフォンとともに。」のスペシャルステージが行われた。今回はその模様をレポートする。



「異世界はスマートフォンとともに。」は、冬原パトラさんが小説投稿サイト「小説家になろう!」に掲載し、ホビージャパンから書籍化された小説を原作とする作品。神様の手違いで死んでしまった主人公・望月冬夜が、強化された体とスマートフォンを片手に異世界へ転生を遂げ、かわいい女の子たちと共に異世界生活を送るという物語だ。冬夜のチートと言っても過言ではない能力のおかげで、とにかく物事がスムーズに進むことから、ネット上などではストレスフリーアニメなどとしても話題を呼んだ。

本ステージでは、冬夜たちが泊まる宿屋の看板娘ミカ役の原紗友里さんがMCを務め、冬夜役の福原かつみさん、リンゼ・シルエスカ役の福緒 唯さん、九重八重役の赤﨑千夏さん、ユミナ・エルネア・ベルファスト役の高野麻里佳さん、スゥシィ・エルネア・オルトリンデ役の山下七海さんが登壇。

すでに最終話までのアフレコを終えているということで、主要メンバーが顔を揃えるのは久しぶりとのこと。しかし、そんな雰囲気を感じさせず、福原さんが女性陣にいじられながらも和気藹々(わきあいあい)とした空気の中、ステージは進んだ。


冬夜のキャラクターについて話題になった際、赤﨑さんから「年齢の割に達観している」ことについて突っ込まれた福原さんは、最初は弁明していたものの、他の女性陣からも追い込まれ、笑ってごまかす場面も。実はアフレコ現場でも福原さんはいじられ役だったそうで、皆のいじりから逃れられなくなると笑ってごまかすのがお約束だったことが明かされ、会場でも笑いを誘った。

また、現場には原作者の冬原パトラさんから毎回豪華な差し入れがあったそうで、その中には必ず仙台銘菓「萩の月」(しかも40個入り)が含まれていたという。これを福原さんと召喚獣・琥珀役の甲斐田ゆきさんが特に好んだとのことで、余りそうになるとちゃっかり2人が持ち帰っていたという裏話も飛び出した。

作品や収録現場の話題に続いて、「スマホにまつわる人生一番の想い出」というお題でのトークが始まると、出演者たちからはLINEを乗っ取られた家族や先輩の話、スマホゲームにハマった話などが語られた。しかし、そういったエピソードの中で特に突飛だったのが高野さん。スマホゲームに課金している感覚が薄れていき、警告が出てしまったという話が飛び出した。具体的な額を共演者たちに耳打ちすると、一同が引くほどだったとか……。なんともゲーム好きな高野さんらしい一幕だった。

終始なごやかなムードのトークコーナーが終わると、続いてはミニライブのコーナーへ。1曲目は福緒さんがリンゼのキャラクターソング「バブルラブ」を披露。途中ミュールが脱げてしまうハプニングに見舞われたにもかかわらず、リンゼの秘めた想いを明るくポップな曲調にのせてかわいく歌ってみせた。続く高野さんが歌ったのは、ユミナのキャラクターソング「Staring only you」。ユミナの健気で一途な気持ちを表したバラードをしっとりと歌い上げると、客席から2人へ大きな拍手が送られた。


そして、お知らせとプレゼントコーナーを挟んで、エンディングへ。最後はエンディングテーマ「純情エモーショナル」が福緒さん、赤﨑さん、高野さん、山下さんの4人で初ライブ披露された。ピュアな恋心がキュンとくるポップチューンに観客たちもじっと聴き入っている様子。こうして大いに盛り上がったまま、本ステージは閉幕した。

(取材・文/式大介@TRAP)

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