本渡楓、千本木彩花、東城日沙子らがネタ満載の内容を語る!EDテーマも披露した「アニメガタリズ」最速上映会レポート&インタビュー!
2017年10月よりTOKYO MXほかにて放送がスタートする秋アニメ「アニメガタリズ」。その放送を目前に控えた9月3日(日)、科学技術館 サイエンスホールにて最速上映会『「アニメガタリズ」さかねこアニ研 活動報告会!~最速上映、2話も見せちゃうよ♪~』が行われた。
上映会には、本作でアニメ研究部のメンバーを演じる本渡楓さん(阿佐ヶ谷未乃愛役)、千本木彩花さん(上井草有栖役)、東城日沙子さん(高円寺美子役)、寺島惇太さん(中野光輝役)、伊藤節生さん(武蔵境塊役)、さらに高橋李依さん(小幡唯役)、森井ケンシロウ監督、宣伝プロデューサーを務める内海洋さん(DMM futureworks)が出演。
第1話と第2話の国内最速上映&トークショーに加えて、みのあ(本渡さん)、アリス(千本木さん)、みこ(東城さん)によるユニット「GATALIS」がエンディングテーマ「グッドラック ライラック」を披露して盛り上がったイベントとなった。今回は、昼の部およびイベント後に行われた囲み取材の模様をお伝えする。
TVアニメ「アニメガタリズ」は、アニメ研究部を舞台に主人公・阿佐ヶ谷未乃愛と個性豊かな仲間たちが織りなす、思わず“語りたくなる”内容が詰め込まれた完全オリジナル作品。「うっかり世界を滅ぼしてしまいました…」というキャッチフレーズが何を意味しているのかなど謎に包まれた部分もあり、そのストーリーに注目が集まっている秋アニメの話題作だ。
みんなで語る上映会は爆笑の連続
開演前にはキャスト陣による注意事項アナウンスや、森井監督と内海宣伝プロデューサーによる前説が会場を盛り上げる。森井監督は公式サイト等で見ることのできるティザーPVの「4話からが面白い」というセリフに触れ、「4話から面白いですけど、3話も面白いです」と笑顔で話した。そんな第3話へと繋がる第1話、第2話はどうなのか、それが上映会で明らかとなった。
今回の上映会は高橋さんが司会を務め、キャストや監督が観客と一緒に国内最速で上映された映像をステージ上で視聴。テンポよく繰り広げられる本作は、シーンやセリフ、単語など、名作アニメを彷彿とさせるネタが盛りだくさんで、随所でニヤリとするポイントが多数。アニメ好きなら気づいたと思うが、各キャラクターの苗字はアニメーション製作会社や漫画・アニメにゆかりのある地名が由来となっているなど、細部にまで遊び心が詰まっている。
そんな作品をみんなで見ていると、アニメネタが登場するたびにキャスト陣からは「(今出てきたのは)アレだよね?」などと突っ込みが入り、会場からは笑いが起こる。担任の“六本木”先生が登場すると本渡さんが“千本木”さんをいじったり、キャラクターに寄せてメガネをかけて登場した伊藤さんが武蔵境塊と同じポーズを決めたり……みんなで一緒に見るからこその楽しさにあふれていた。
面白かったのは、上映された映像にはCM用の時間がしっかり入っていたことだ(それが含まれたそのままのバージョンを上映)。それゆえ、Aパートを見た後、CMタイムの間に今見た内容で盛り上がりBパートへ、という感じにとてもリアルタイム性の強いものに。
そんな怒涛かつインパクト抜群の展開を見せた第1話後のトークタイムでは、第1話のこだわりについて聞かれた森井監督が「(1話切りされないためにも)とりあえず目立たないと」とぶっちゃける。“攻めた”ワードがたくさん出てくるキャラクターたちの“アニメ語り”も大きな見どころで、千本木さんは「ぜひ字幕をつけて見てほしい」と語っていた。
また、各キャストが演じるキャラクターについても言及。本渡さんが「(みのあが見る)謎の夢がきっかけで物語がスタートするので、夢の内容も覚えておいてください」と言うと、千本木さんは「私もセバスが欲しい(笑)」と有能な執事“セバス”のことをあげる。さらに、アニメ研究部のメンバーではない唯について高橋は、「オープニング前に、毎回必ずセクシーな部位を見せてくれるので楽しみにしてください」と期待をあおる言葉を口にしていた。
アフレコ現場では、アニメに詳しい伊藤さんが元ネタの説明をすることが多いものの、さすがにすべてに詳しいわけではなく、各自が得意なジャンルについて「さっきのはたぶんアレ(が元ネタ)ですよ」と話しているのだとか。台本をもらって最初にすることは「決め台詞をググる(ネットで検索かける)こと」は全員一致の意見。収録ではアドリブが飛び出すこともあり、特にネコ先輩役の近藤浩徳さんが面白いアドリブを入れてみんなを笑わせているとも話してくれた。
エンディングテーマを国内初披露!
第2話はアニメのタイトルだけでなく内容やセリフに踏み込んだところも増え、元ネタを探す楽しみがアップ。詳細はオンエアを楽しみにしてもらいたいが、アニメ研究部の他のメンバーが登場しての熱い“語り”にもぜひ注目してもらいたいところ。寺島さん演じる中野光輝はイケメンなのに実は……といった感じで個性が色濃く出ており、東城さんは「最初はクールで客観的に話す子だと思っていたんですけど、ディレクションを受けて熱い情熱を出していいんだと気づけた回だった」と振り返っていた。
作中の小物も「本気に遊んで」作ったそうで、画面内に出てくるイラストなどもぜひ注目してほしいと森井監督は話す。作中の季節に合わせて、放映されているアニメもクールが変化するらしいので、そのあたりも注目だ。出演者たちは「(一度見た後も)もう一回見てほしい」「小物などは一時停止して」などと口にしていた。
そして、第2話ではエンディングが流れなかったことに残念がっていると、「皆さんも見たいですよね?」と高橋さんが切りだし、本渡さん、千本木さん、東城さんの3人がエンディングテーマ「グッドラック ライラック」を国内初披露。スクリーンにはエンディングでキャラクターたちが歌い踊る映像が流れ、それに合わせてキュートなステージを見せてくれた。
ライブステージの後には、5月に徳島県で行われた「マチ★アソビ」でのステージや、7月に上海で行われた「CCG EXPO」の様子をVTRで紹介。「CCG EXPO」での生アフレココーナーでは、アドリブにも現地の人たちがしっかり反応していて感動したと語る本渡さん。イベントに加え観光地を巡っての食レポや切り絵なども行ったその模様は、10月1日(日)TOKYO MXで放送される特番で全容が明らかになるとのこと。
最後にプレゼント大抽選会があり上映会は終了。森井監督が「この先もっとひどくなっていきます」と挨拶すると、本渡さんは「過言でもなく、むしろオブラートなレベルです」と期待の言葉を述べる。さらに「アニメを題材にしているからこそできる面白い遊びが本当にたくさん詰まっているので、ぜひ楽しみに待っていただけたらと思います。テレビも切らない! 4話でも切らない! 3話、2話、1話でも切らない! ずっと見てください!!」とアピールしていた。
なお、今回新たなキャスト情報が発表となり、第4話にはイヤホンズ(高橋李依さん、高野麻里佳さん、長久友紀さん)も出演するという。10月8日(日)からのアニメ本放送、各放送回直前に配信されるネット生番組をぜひお楽しみに!
次ページでは、イベント終了後のキャストインタビューを掲載!
そちらもお見逃しなく!
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